単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

部分的に読んだ:林修の「今読みたい」日本文学講座

林修 編著 2013 iss.ndl.go.jp 表紙に『機械』(横光利一)ってあったから……! いろんな短編の、全文を載せて、林さんのコメントが入っている本。まえがきが誠実で信頼できた。『機械』通読したの半年ぶりだったかな。最初の時は毎日細切れだったので、通し…

見た:図解世界の名作住宅

中山繁信, 松下希和, 伊藤茉莉子, 齋藤玲香 著 2018 読んだ後で、ああきっと知らない場所の知らないものを見たかったのねえ(だから手に取ったんだね)と思いました。

感情と手を繋いで、意思で決定する

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第18日目の記事です。 昨日は「何があっても大丈夫でいる」という話がしたかったんですが、眠くて箇条書きになってしまったものと、今年のアドベントカレンダー内でも指折りの速度をもつ脚注3連を制作しまし…

何があっても大丈夫でいる

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第17日目の記事です。 昨日はCOVID-19流行下において、いろんなことが嫌になっても、エビデンスベースドに安全にやっていきたいねという話をしました。そしてこの一年は本当によく生き延びた。みんなえらい。…

普通でない年に、できるだけ穏やかに、健やかに過ごすために

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第16日目の記事です。 前回は「石切丸には肉体がある」と気づいてしまった話をしました。 pinnni.hatenablog.com なんか、「石切丸に身体がある……」と思ったら、止まっていた作文*1ができ始めたので、今日の…

生身に向き合う

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第15日目の記事です。 前回は「二次創作作文と、いただくご感想」の話をしました。ハピエンです。 pinnni.hatenablog.com 気に入っているので、サマリーを再掲します。 ご感想やラブレターやメッセージは、常…

部分的に読んだ:「戦時昭和」の作家たち : 芥川賞と十五年戦争

永吉 雅夫 著・文・その他 iss.ndl.go.jp 本当に冒頭しか読めてない。記録のみ。 すごく興味深い本だし、読んでおいたほうがいいなあと思うんだけど、A5版で516pあると読み始めるのが一苦労で、紙面がびっしりめ(に思う)のでなかなか気力が保たない。ぐぬ。

読んだ:日も月も

川端康成 著 iss.ndl.go.jp ほぼ50年前の本だ……。 何度書いているかわからないが女性の感性がこんなにわかる……となるのとても不思議だ……薄い靴下から素足が透けているところとか、喪服のデザインのくだりとか……?(「……?」という語尾が上品というか繊細で好…

愛に振り回されるな、愛を(やさしく)振り回せ──一人でスイカを割る二次創作小説書きの虚空ダンス

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第14日目の記事です。 前回は「やりたいことをやるだけではなく、やりたくないとは思わないこともやる」話をしました。*1 pinnni.hatenablog.com 今日は若干毛色の違う話ですが*2、これも感情と意思の話だな…

やりたくなくはないことを、やるという意思

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第13日目の記事です。 昨日は「正気を保つためにも、移動する」話をしました。 pinnni.hatenablog.com 今日は眠すぎるので、短く終わるようにする。 今年の振り返り カレンダーを見たら、来週金曜日ってクリ…

それでも、ここではないどこかへ

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第12日目の記事です。 昨日は筋トレの話をしました。リングフィットアドベンチャー、在宅勤務の私を助けてくれて本当にありがとう。 pinnni.hatenablog.com 今日は移動の話をします。 知らない場所に一人で行…

楽しければ筋トレは続き、肉体の機能がどんどん開放される

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第11日目の記事です。 2020年12月1日から25日まで、平日は19日あります。もう折返しを過ぎているんですね。 昨日は話題が多かった。 pinnni.hatenablog.com 私が「正気」と言うとき、私にとっての正気の話を…

誰がための正気 / 「字書き」について / 妄想作文と幻覚撮影 / アドベントカレンダーの効用

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第10日目の記事です。 前回は同人小説書きと正気の話をしました。 正気でなければ書き上げられないが、書き始めてしまうのは正気ではないかもしれないみたいなことを書いた。 今日は前回の話に関連して、いく…

読んだ:渋沢栄一「論語と算盤」と現代の経営

守屋淳 編著渋沢栄一記念財団 監修(2013) iss.ndl.go.jp この間も渋沢栄一の本を読んだ。 読んだ:〈現代語訳〉ベスト・オブ・渋沢栄一 - 単品と単品 こんなに多くの人が渋沢栄一の思想を参考にしている! 『論語と算盤』も読んでみようかな。 インタビュア…

正気を失う 同人小説書きに正気は必要か?編

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第9日目の記事です。 昨日は「ミュージカル刀剣乱舞は安心と信頼の正気喪失体験」という話をしました。 pinnni.hatenablog.com 今日はその他の正気喪失体験の話をしたいと思います。 実は「同人小説書きに正…

正気を失う ミュージカル刀剣乱舞編

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第8日目の記事です。 昨日は「身の丈に合ったコンテンツを選択し、愛して、健やかに生きていこうね」という話をしました。 あと、「コンテンツをもって正気を失いたいという気持ちがあるということは、普段正…

なくても死なないものを愛でて生きる / 正気を失いたいという欲求

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第7日目の記事です。もう一週間分書いたんですか!? 昨日は「やったらうまくできそうなことや、試したら好きになりそうなことはたくさんあるが、時間・体力・集中力・情緒などの都合上、全部はできない」と…

やりたいことや好きになれそうなものと、実際に選ぶもの

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第6日目の記事です。 昨日は論文の感想を書きなぐっていました。 そして、感情と意思はたぶん相互に入り混じったもので、それを忘れないようにしつつ、必要なときには恣意的に分けてやっていきましょうね、と…

「感情と意思」の「意思」の方 ③行動経済学分野の文献を読む

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第5日目の記事です。 予定通り、土日はアドベントカレンダーをお休みしています。それなので、今日は12月7日ですが、このアドベントカレンダーは5日目とカウントしています。*1 前回は、感情と意思について、…

読んだ:喉の奥なら傷ついてもばれない

宮木あや子 著(2015) iss.ndl.go.jp 久しぶりに厚い小説をいくつも借りて読んでいた。これはその一つ。 この間も宮木あや子さんの本『ヴィオレッタの尖骨』を読んで、あれ装丁の見た目からなんでか子ども向けだと思ったんだけど全くそうではなくてびっくり…

読んだ:箱庭図書館

乙一 著(2011) iss.ndl.go.jp 久しぶりに厚い小説をいくつも借りて読んでいた。これはその一つ。 しかしこれは「あの頃気になったけど手に取らなかった本」の伏線大回収かもしれない。よかったね(あの頃の私)。*1 この本も面白かった……。小説、美味しい……

読んだ:PK (ピーケー)

伊坂幸太郎 著(2012) iss.ndl.go.jp 久しぶりに厚い小説をいくつも借りて読んでいた。これはその一つ。 ひっさしぶりに伊坂さんの小説を読んだんじゃなかろうか? といってもこれはもう8年も前の作品なんですが……。高校生くらいまでは新刊を追っていたんだ…

読んだ:絶対猫から動かない

新井素子 著(2020) iss.ndl.go.jp 久しぶりに厚い小説をいくつも借りて読んでいた。これはその一つ。 新井素子さん、実はあんまり読んだことがない。『いつか猫になる日まで』もまだ読んでない……と思う。『あたしの中の……』は読んだ気がする……たぶん。 そ…

「感情と意思」の「意思」の方 ②認知科学分野の文献を読む

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第4日目の記事です。 昨日は「意思」と「意志」の使い分けについて調べました。その結果、このアドベントカレンダーは「感情と意思」でよかろう、ということにしました。 pinnni.hatenablog.com 感情と意思に…

「感情と意思」の「意思」の方 ①意思と意志

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第3日目の記事です。 昨日は「感情」ってなんだっけと振り返る話をしました。 pinnni.hatenablog.com 「感情と意思」の「意思」の方 今日は意思の話をする。意思、なんだろう。理性によって思考し、何かをし…

「感情と意思」の「感情」について、過去記事から

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第2日目の記事です。 「感情と意思」の「感情」の方 昨年度のアドベントカレンダーのテーマが「愛の観察ツアー(徒歩)」ということで、愛について考えました。その折りに、そもそも感情とは、と調べたような…

感情と意思──アドベントカレンダー2020

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第1日目の記事です。 今年もアドベントカレンダーをするのか? 今年はCOVID-19がパンデミックを起こし、私は在宅勤務になり、家から何か私にできること……と思って日本刀鑑賞ことはじめの第4版を作って頒布し…