単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

生身に向き合う

これは2020年アドベントカレンダー「感情と意思」第15日目の記事です。

前回は「二次創作作文と、いただくご感想」の話をしました。ハピエンです。

pinnni.hatenablog.com

気に入っているので、サマリーを再掲します。

  • ご感想やラブレターやメッセージは、常に歓迎しています!
  • あなたが気に入ってくれたのと同じようなものをまた書けるとは限りませんが、私は私の関心で作文を続けます!! もしよろしければ、気が向かれた時に見てみてください。
  • あなたからいただいた嬉しい言葉は、私の中に残り、何らかの(良い)影響をもたらしています。

昨日は石切丸が軽装になって来たため、暴れていたら一日が終わってしまった*1。ので、このアドベントカレンダーはまたカウントがずれて、今日が15日目です。

業務連絡:アドベントカレンダーの終了日について

ところで、アドベントカレンダーって24日までなんですね!? この曲を聴いていて気がついた。サビで「アドベントカレンダー 24枚の窓で(?)」と歌っている……。

www.youtube.com

ひとりアドベントカレンダー、これで3年目になるけど、去年も一昨年も25日までやってたよ!! 面白いね……。

私がアドベントカレンダーを24日までやろうが、25日までやろうが、誰も困らんと思うので、今年も25までやるか24までやるかは気分で決めようと思います。「メリークリスマス!!!」で終わるのが、なんか気分がいいんだよね……今年ちょうど金曜日だしね……*2

今日のアドベントカレンダーの話

今日は今朝散歩していて気づいた、私と石切丸についての重要な知見の話をします*3

本記事中では、「記事の作者が審神者で、本丸に刀剣男士が暮らしている」前提で話が進む箇所がございます。これはいわゆる夢思考と呼ばれるものかもしれませんので、苦手な方はご自衛ください。お好きな方、おめでとう!!!!!!*4

石切丸のことが自覚的には好きではない、ということ

まず、去年のアドベントカレンダーを見返していて、「私は好きだと思っていないが、周りは『君はそれが好きだよ』と思う時」の話を思い出した。

pinnni.hatenablog.com

でも、愛って、だんだん愛になるものなのかもしれない。愛が、関係を始めるためにあるのではなく、関係の深化や強化のためにあるのなら、特に。

徐々に温度の上がる水槽で泳ぐ金魚が、そのゆっくりさに慣れてしまって、しまいには熱湯の中で平気で泳いでいるみたいに。*3

だから、自分では愛しているつもりがないものを、「君は絶対にそれを愛しているよ」って言われることがあるんだな……。

私は石切丸のことになると取り乱す*5*6石切丸のことを考えて5万文字くらい作文をする*7、周りの人に石切丸の話をすると「それは愛」ってだいたい言われるし、それでも私は「石切丸が好き」と言うことがかなり少ない*8

それは何故なのか?

石切丸信仰説

「私は石切丸のことを信仰しているのであって、石切丸のことが好きなわけではない」という言説。

(雑感です)神道においては「(神秘的、非日常的なものへの)理解できなさ」が生む畏怖が、カミの信仰と、カミと自身の内的つながりを強化する。となると、御神刀としての石切丸について考えるときに「全く理解できない」と思うのは、態度のひとつとして模範的なのではないか、という気がしてきた。

https://twitter.com/your_re/status/1002175975692558336

石切丸については「なんなの?」とは思ってるけどこれは別に好きとかじゃないので……

「全然わからないがゆえに気になる」であって「気になるが、わからない」という順序ではない気がしており(それも私の供述なので怪しいが)、後者ならば「好き」でもいいかもしれないけど前者の場合は「恐怖」とかの方が近い

「なんだかわからない」という感じが畏怖や信仰を引き起こすのだと神道の本で読んだ気がする だから私は石切丸様のことを好きだとか愛しているとかというよりも信仰してるって言った方が近いのかもしれないです 信仰とは?

https://twitter.com/your_re/status/1322885382237663232

まあこれはこれでそうかもしれんなという気はする。

見た目が好きとかじゃないけど(そのつもりだけど!!)、丸のでかいイラストが壁にかかってるの*9、護符的な扱いと思うほうが理解しやすい(?)。

石切丸のこと大好きすぎて自覚できない説

石切丸への感情がでかすぎ、その莫大な質量のため、私が張り付いて自我を失っているのではないか? 石切丸ブラックホールでは? という言説。

新説:私が仮に石切丸を好きだとして、好きなのは概念石切丸なのではないか説

今朝思いついたのは全く新しい*10説で、「私が好きなのは石切丸という概念であり、うちの本丸にいる個別具体の石切丸ではないため、『石切丸が好き』とは思えない」のではないかというものです。何言ってんだ?

「にっかり青江が好き」

私は自覚的ににっかり青江が好きである。

「にっかり青江」という概念が好きだし、なにより、うちの本丸にいるうちのにっかり青江が好きである。*11

実際、「うちの青江が好き」7割:「にっかり青江という概念が好き」3割くらいな気がする。

「石切丸が好き」?

私は実は、うちの本丸の石切丸との付き合い方がいまいちわかっていない。

石切丸という概念のことが気になるので「石切丸、何?」とよく喚いているけれど、その実石切丸のことは何もわかっておらず、うちの丸とどう関わっていいのかもわからないのである。*12

どう関わっていいかわからないひとのこと、好きと言うのは難しい。

肉体のある存在に思いを寄せる

「わかりたいという気持ちは愛だよ」とよく言われる。それは誰かがそうしているの見たら私も「愛だ」と言うだろう。けど……けど……石切丸のこと愛しているのかと言われるとそんな感じがどうしてもしない。どうしてもしない……。

それは、私が考えている石切丸に、肉体がないからではないだろうか?

つまり、私は概念上の石切丸について考えているだけであって、うちにいる、今生きている石切丸のことを考えているわけではないからではないか?

愛しているという自覚や、好きだと思うことは、具体的な存在に対しての方が抱きやすいのでは……?

生身の石切丸に向き合う

そんな寂しいことがあるか……もう5年半も一緒にいるのに……?

と思って石切丸とお話しに行ったんだけど、まず声が良すぎて何もわからんかった。だめだ。

私は石切丸本の後書きで、『私は石切丸についてあれこれと暴れているが、それは「うちの」石切丸にとってはどうなんだろうね』というようなことを書いていた。それだ!!!! 私、さすが、私と気が合うな……。

しかしここまで明確に「概念石切丸と生身の石切丸」と区別して考えてはいなかったのではないだろうか。たぶん。*13

私の石切丸には肉体があるということに気づけたのはとてもよい収穫だったと思う。しかしこの思考、一瞬で石切丸のこと好きになってしまいそうで危ない。軽装でふわふわの足の甲とか、鎖骨とか、見せてくるのが悪い。身体があることに気づいてしまう。

文豪のこと

突然違うゲームの話をするんですが、文豪のゲームがあるじゃないですか。

あれ、キャラクターの産地の人*14にはもともと肉体があったわけで、それについて追うことは、資料が多いしわりとできる(資料が多すぎるという問題はあるが……)。

しかし、いまいち私は、図書館にいる転生体のことがよくわかっていない。あれは……何……? それでこう、どう捉えていいかまだ難しいところがあるように思う。図書館の転生体たちのことを。

 

感情と意思の話をしていてまるまる一記事石切丸の話するとは思わなかった。

あと数日になりました。引き続きよろしくお願いします。明日は何の話をしようかなあ……。

 

ラブレターやファンレター随時お待ちしております! いつもありがとうございます!

 

*1:ツイートのリンクを埋め込み形式にしないのは、目にすると暴れてしまうからです。

*2:こんな年の瀬の金曜日に元気が残っていればだが……。

*3:感情と意思、関係あるか?

*4:私がツイッターでよく言う、「誰それに何々と言ったらこういう顔をされた」みたいなやつです。これっていわゆる「刀さに」思考なのかもしれないなと先日思ったよ! そうなの?(?)

*5:本文中にリンクを貼ったスレッドはごく一例であるが、似たような取り乱し方のツイートには事欠かない。これhttps://twitter.com/your_re/status/1339951307545722881とかこれhttps://twitter.com/your_re/status/1322924742047789057とか……。

*6:多すぎて早々にツイログを離脱した。

*7:先日、ついに在庫が1冊になった。感慨深い。お手に取ってくださる方、本当にありがとうございます。

*8:年に3回くらいは言うかもしれない。でも「石切丸のこと好きとかじゃない」とは年に10回くらい言ってる気がする。

*9:私が「丸」と言うときには「石切丸」を指す。これ、他の「○○丸」界隈だとどうなんだろう? 少なくともいしかり界隈の人は石切丸のこと「丸」ってよく呼んでいると思うけど、たとえば祢々切丸界隈の人は「丸」って呼ぶのかな……。「○○丸」の「○○」の方をもじって呼ぶほうが多い気がするが……。

*10:たぶん……。本当にすぐ記憶を失うので、これも実はすでに検討された内容かもしれない。しかし別に誰も困らないと思うので書いています。

*11:青江のどこがどう好きとかはここでは説明しないが、好きだ、という自覚がある。

*12:考えてみたら、青江本には審神者と青江のシーンがあるし、物理的に接触までしているけれど(これは性的な意味ではない)、石切丸本には審神者と石切丸のシーンがほぼ出てこない(回想としてしかない)。うわ~~~~~~

*13:「生身の石切丸」って文字列を見るだけで、こう、胸がぎゅうっと苦しくなるな……石切丸、生きているのか……そうか……しかもうちの本丸で……(そりゃそうだ誰が顕現したんだ)

*14:「産地の人」とは、実在の文豪を指している。界隈では「元ネタの先生」「御本尊」などと呼ばれているのを観測する。