単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:PK (ピーケー)

伊坂幸太郎 著(2012)

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久しぶりに厚い小説をいくつも借りて読んでいた。これはその一つ。

 

ひっさしぶりに伊坂さんの小説を読んだんじゃなかろうか? といってもこれはもう8年も前の作品なんですが……。高校生くらいまでは新刊を追っていたんだけど……。

 

やっぱり面白かったよ!

文体が懐かしい。初めて読む文章が「懐かしい」って面白い感覚ですね。染み付いているというか、しばらく読んでいなくても、私のどこかがちゃんと覚えている。

 

別の本を挟みつつ読んでいたために、ギミックの全部を看破できたわけでは全然ないんだけど。3話がそれぞれ独立しながら繋がっている感じが心地よかった。

 

嫌悪感のアイテム(?)でゴキブリが出てくるのもちょっと懐かしかった。コックローチ圏ではもっと愛されているんじゃないか。