これは2024年の目標「責任を負い、責任を果たす」の途中振り返り記事です。
前回の振り返りはこちら。
ゴールデンウィークも終盤ですね。本記事は4月〜ゴールデンウィークの振り返りです。
この記事は15,000字以上あります。長いです。長いので、珍しく目次を付けておきます。気になるところから読んでいただいて大丈夫です。
目標の振り返り――理想ありき
先月は「明示されていない責任を、進んで負いに行く」という気づきがありました。
その後思ったこと:責任があるのは、目標があるから?
まだ達成できていない理想があるから、そこに至ろうとする人に責任が発生するのではないか。たとえば、今月の売り上げ目標があれば、その達成に責任が生じうる。けれど、目標がなければ、責任もないのではないか。
責任を負い、責任を果たそうとするとき、そこには責任よりも先に「なりたい姿」があるのだな。そして、それは、私が責任を負っていることを了解している仲間たちとも、共有できるものであってほしいな。
なりたい理想の姿を明確にイメージできていれば、行動が明確になる。「いつまでにどうなりたいか」の期限を切れれば、逆算して今やるべきことを考えることができる*1*2*3。また、それほど長期的なことでなくても、たとえば「部屋をきれいに保つ」という理想をもっているとき、床にゴミを見つけたらその場で拾うといった行動を起こすことができるだろう。
だから、責任を負うぞと思う前に、「何に対して」責任を負いたいのか。問わなければならないのだ。
そうして決めた目標は、理想は、きっと大切な指針になる。
仕事の理想は、なんとなく頭の中にある。だからあんまり間違えない。だけど、もう少し詳細まで明確にして、言語化もできたらいいなと思う。そしてそれを、メンバーとも分かち合いたいし、メンバーの考える理想についても聞きたい。
理想ファーストになるためのコンセプト
こんなふうに、このところ、「責任の目的」とか「あるべき理想」について考えるようになった。これは、自問自答ファッション活動でコンセプトを決めたことが影響していると思う*4。
コンセプトを決めると、服装やアクセサリーを選ぶ時、コンセプトに合っているかと考えるようになる。理想ファーストだ。
それを繰り返しているうちに、ファッションを超えて、「理想ファースト」の動きをするようになってきたのかもしれない。
4月月報
4月月報
自問自答ファッションの話題になったので、ここで自問自答ファッション的月報を挟もうと思う。他の、日常の諸々は、この後ろに書く*5。
- アクセサリー選びのワークをした。全身鏡に向かってすべてのアクセサリーをひとつずつ付けるのは、楽しかったです。かなり減らしました……! 何年も付けずにしまい込んでいるアクセサリーがいくつもあることが、前から気になっていたのです。この機会にアクセサリーケースをひとつ処分できました。すっきり。そう、手放せて嬉しいというのもあるし、「確かに私はこういうモチーフが好きだったなあ」と再確認することもできたのがよかったです。
今は、いただきもののかわいいジュエリーボックスと、アルビジアさんのかっこいいジュエリーボックスの二つに収めています。
自問自答ファッションではよく、「今のナンバーワンを決めましょう」と推奨されています(自分の中の「ナンバーワン」を決める練習をしてみよう🏅|自問自答ファッション通信|あきや あさみ)。今のナンバーワンアクセサリーはアルビジアさんの湖底ちゃんリングだなあ。色が綺麗で、透明で、室内ではおしとやかだけど(サイズはあまりおしとやかではないが)、日に当てると意外なほどバチバチ光るのが好き。 - コンセプトを決めた。仮コンセプト、とずっと言ってきたけれど、やっとしっくり来ることに思い至りました! そしたら自ずと57577になりました。よし。
また合わなくなったら考えることになるでしょう。それまでは大事にもっていようと思います*6。 - 靴を買った。自問自答ファッションにおいては、服より先にまず靴なのです*7。靴を買うために休暇を取って新宿伊勢丹に通いました。自問自答ガールズ御用達(?)、フィッティングサービスのYourFIT365、噂の通りとてもよかったです……! 足を機械で測定して、おすすめ靴を持ってきてもらえるものです*8。
事前に、オンラインストアに並んでいる靴を色々見て、気になる靴をピックアップしてから行きました*9。ローファーとレースアップシューズがよさそうかなと思いながら。当日は、測定結果から、甲が高いのでローファーよりレースアップの方がよさそうですねと教えてもらいました。実際に履き比べながらだったのがよかったです。
それでも後日、いいとこのローファーを試着したときには「めっちゃいい……!」になりました(自問自答ファッションには、「もっとも高いものから試着する」という教えがあるのです)。鏡の中の私がレディになっていた……。そして、ローファーでありながら、どちらも履き心地がよかった。しかし今回はレースアップシューズを買いました。やはりローファーは、特に甲を横断する形の金具付きのは、足が痛くなりそうで心配で……どっちも高価だったし、それで痛くて履けなかったらつらすぎるので……。そして、そのレースアップシューズが試着した中でずばぬけてかわいく、試着写真を見てくれた信頼できる友人4人が全員「これでしょ」と言ってくれたため。
今はその靴を履き慣らそうとしています。むちゃくちゃ踵が靴擦れするので……。あきやさんのように靴とパラダイスにいるみたいになりたいぞ。パラダイス建造中です*10。
余談ですが、試着旅に出る前に心配だったことについて。「靴を試着したとき、商品ごとの感想っていつ書いたらいいんだろう」ということ……。自問自答ガールズの試着旅の記録を拝見していると、一点ずつ公式サイトのリンクを貼りながら細かくコメントされているものを多く見ます。何点も試着していたらわけがわからなくなりませんか? と不安でした。実際には、なんとかできました。「店員さんが商品を取りに行かれている間に、今履いた靴についてスマホに走り書きのメモをする」とか、「そのブランドのゾーンを離れてから、ちょっとひと気のない場所でざっとメモする」など。これでいいのかわからないが*11。 - 財布も買った。財布はふたつ買った。別々のお店で*12。
もともと、家計用のお金と私的なお金を、一つの長財布に入れていた。フェリシモさんが、ダブル家計向けに小銭ポケットを二つに分けたものを作ってくれていたのだ(今ウェブサイトを探しても出てこない、廃盤かも)。重宝していたのだけれど、ただ、これ、大きい……! 自己紹介バッグを探すようになってから*13、バッグの選択肢を増やすために財布をもっとスリムにしたいと思うようになった。しかも、使用中の長財布をよく見たら、ポケットの端の糸がほつれていた……。数年使ったと思うし、買い替えどきかなと。
それで、家計用と私用それぞれに、小さいお財布を二つ買いました。小さいので、入れておくカード類を減らしました(遠くてほとんど行かないパン屋さんのスタンプカードとか)*14。そして、小さいのでレシートを入れなくなった(家計簿を付けるならスマホですぐ付けるようにした)。お財布が大きいと、ついレシートとか抽選券を入れて太らせてしまうのですよね。お財布そのものがコンパクトになったおかげで、中身も減り、かなりすっきりしました! 嬉しい。
それぞれを別々のお店で買いました。どちらもインスタやウェブサイトをチェックしていたお店です(自問自答ファッション、「お買い物前の予習が大事」の巻)。いいなと思っていたお財布の、実物を見て、店員さんの説明を聞いて選べて、とてもよかったです。どちらの店員さんも親切でフレンドリーで嬉しかった! 通販も便利だけど*15、やっぱり大事な買い物は目で見て触れてからしたいなと思いました。
実際に使ってみて……どっちもめちゃかわいいです! うれし~! コンパクトな財布はいいなあ。ポケットに入れて出かけられそう(落としそうで怖いから、しないけど*16)。小さいブラシを買い、たまにホコリを払っています。どちらも長く大事にしたいな*17。 - 断服式2024夏をした。2月に全部の服を見たし、もう減らすものはないのでは? と思ったけど、まだありました……! トップス1着、ボトムス1着。古着屋さんに持ち込んでスッキリ。
すべての夏服を使って3通りの夏コーデを作り、並べて写真を撮りました。私の抜け殻だ、と面白かったです。靴下を買いに行く時にその写真を見て「この服に合うか?」と考えられて便利でした。
あと、インナーとトップスの組み合わせ表も作りました。インナー、はみ出ることがあるじゃないですか。襟とか、半袖から。朝にわたわたするのが嫌なので、このトップスにはこのインナーがいける、というのを写真で残しました。役立てるぞ。
そんなことをしていたので、断服式とその記録で半日くらいかかった。次回の秋の断服式では、ちゃんと時間に余裕をもってやるように。 - バッグを試着した。靴遠征のとき、バッグも色々と試着した。せっかくの機会だから……! その後家の近くで見たのも入れると、50くらいは試着できたのではないだろうか。有力候補もある。けど、100までまだまだ! もっと試着して、バッグの理想の解像度を上げていきたい。
かわいい・きれい・かっこいい問題について考えた
箇条書きに収めるにはテーマが大きすぎました。見出しにした。
「かわいい」「きれい」「かっこいい」について考えた。これは、あきやさんの以下の記事が元になっています。
本気でこの質問に取り組むと社会的視点、他者視点、自分視点、色々と思うことがあると思います。自分の考え方のある種の「偏り」に気がつくことができるので、ハッとすることも度々です。
「かわいい」「きれい」「かっこいい」。それぞれ、自分が自分にかけるとしたら? 他人からかけられるとしたら? どう感じる、嬉しい、嫌だ、それとも? なぜ? ――と深堀りすることで、自分の価値観を発見していこう、という取り組みと解釈しています。また、この問題への答えは千差万別で、他人の考えを覗いてみることもおすすめされています*18。
これは、一つの記事にしようかなと思っていました。あきやさんが『この3問を考えてみたらぜひTwitterやnoteで教えて欲しいです!生き方に迷っている方々の心にわーっと良い風を送り込めるかもしれません。』とおっしゃっており、実際、自問自答ガールズがよくnoteで公開されているトピックであるため、公開したら他の人の役に立つかなあ、と思うからです。
noteにある #かわいいきれいかっこいい の記事(検索結果)↓
ただ、私が一記事にまとめるにしては、まだ考えがまとまっていないな……とずっともにゃもにゃしていて*19*20、とりあえずこの月報の中に書いておくことにします。
ざっくり言うと、私は、
- 外見は「かわいい」と言われると嬉しい
- 内面は「かっこいい」って言われるのが嬉しい
……のだと思う。自分でかける言葉としては、内面に対して「かっこいい」が、いちばん嬉しいし誇らしい。
ただ、文章については、(言葉選び・描写が)「きれい」と言われると、嬉しい。
「かわいい」について
小さい頃、自分が(太っていて)かわいくないことをコンプレックスに思っていたため、今周りから「かわいい」と言われることで、その悲しみを成仏させているのではないか……と疑っている。マイナスの喜びだ(マイナスをゼロに近づけるタイプの喜び、というような意味)。
だけど、後から思ったのだけど、「かわいいと言われて嬉しい」のは、刀剣男士加州清光の影響があるかもしれない。というのも、「かわいい」について色々考えている時に、「かわいいと思ってもらえるということは、私に好意や愛情を持ってもらっていると感じられるから」と、ふと思ったのでした。これは、加州清光ですね……?
先日審神者就任九周年を迎え、加州清光を初期刀として10年目。彼の言う「かわいくしているから、大事にしてね」がこうも染み込むか……と感慨深いです。私は人から愛されたい*21。愛されれば→かわいいと思ってもらえる。そういう思考の矢印が、あるのかもしれない。加州清光は「俺が可愛いから、愛してもらえる」と思っているっぽいので、逆みたいですが。
ちなみに、内面が「かわいい」と言われるのは、関係性によってはとても嬉しい。特に、お茶目、ユーモアがある、みたいな意味であればなおさら(キュートだね、と思われるのは、ちょっとそわそわするかもしれない)。しかし、時と場合により「舐めてんのか?」と不安になる場合もあるので、難しいところ。
「かっこいい」について
見た目について言われるのは違和感ですねえ。言われたことがないし、言われてもピンと来ないと思う。内面については嬉しい。「強い」も嬉しい。
内面に対する「かっこいい」って何なんだろうか。偏愛を褒める意味で言われると、嬉しいのかもしれない。「好きだからってそんなことしちゃうんだ、かっこいいね」みたいな。
あとは、「決断力がある」、「思い切りがよい」、「私はやろうと思っててやれなかったことを実際にやる人」、みたいな印象を持ってもらえると嬉しいのかもしれない。私は、深い興味があることにしか基本的に行動力を発揮しないので、行動力を褒められると嬉しいというのはそのコンプレックスの裏返しの可能性もある。
「きれい」について
「きれい」はねえ……。きれいな人、は、知人で思いつくのです。でも自分が言われると、「?」になると思う。
肌がきれい、とか、髪がきれい、ならわかる。パーツのきれいさね。でも、外見をトータルしたときに「きれい」ってどんなだろうか。清潔であること?(それだけではないよね?) 物静かな、ミステリアスな、清純な、という印象とか、上流階級の、高貴な、上品な、というイメージもあるかもしれない。あ、「お人形さんのような」も近い気がする。人間離れしたものへの称賛として。
内面が「きれい」は、あんまり嬉しくないかも。無難、天上の人、けがれていないこと、という印象があるのかな。私はもっと苛烈でありたいのかもしれない。泥臭く、というか、人間味がありたいというか。書いていて自分で意外だけど。
でも、文体については、「きれい」が嬉しいです……! アウトプットとファッションが似ると言うなら、いつか外見を「きれい」と言われて嬉しく思う日が来るのだろうか。ただ、文体についても「言葉選びや描写をきれいと言われると嬉しい」であって、「作品全体の印象が『きれい』」だと、ちょっと違うことになるんだよね。嬉しくないわけではないけれど、「あ、すみません、物足りませんでしたか……?」みたいな……*22。私はやはり「きれい」に無難さを感じているようだな。でも「きれい」としか言いようがない最高の作品、っていうのもあると思うんだよ。これは私が他人の作品に触れるときと自作について考えるときで価値観が違うということかもしれない。判然としませんが。
外見について「きれい」と言われて嬉しいとしたら、身につけているアクセサリーがきれいだねとか、スカーフがきれいだねとか、言われたりするときかな? 確かに、それは嬉しいですね。纏っているのはきっとお気に入りだろうから、それを個別に褒めてもらえたら嬉しい。「似合ってる」と言ってもらえるのも、きっと嬉しい。
よし。きれい・かわいい・かっこいいはここまでにします。長すぎるな。
美容・コスメ覚え書き
ここからはサクサク行きます! 美容・コスメ関連の話です。新しく買ったものや、始めたことについて。
- ケープワンがすごくいい。シースルーバングが崩れなくなって、嬉しいです。
- ブローのやり方を調べた。そういえば髪の乾かし方を知らない……となって、リンクを貼った動画を参考にしています(他にもいろいろな流儀があるのだろうけど、調べていません)。このやり方で、10分ほどで乾かせます。
風呂上がりがもう暑いので、服を着ずに髪を乾かして、汗を拭いてからパジャマを着ています。人は夏場のブローってどうしてるんでしょうか。
それと、動画を参考に、ブローの前に目の粗いコームで髪を梳くようになりました。コームも買いました。 - フェイシャルタオルを使っている。洗顔した後の顔拭き用の、使い捨てタオル。ふわふわのキッチンペーパーみたいな感じのもの。
肌のきれいな友達がおすすめしてくれたものです。「タオルの摩擦が肌によくないんだよ!」とのこと。使って2週間くらいだろうか、今のところ効果はよくわかりません……たはは。でも「こんなに気を遣っているんだから、普段から不用意に顔に触らないようにしよう!」っていう意識のスイッチとしては役に立っています。 - ファンデーションを使わなくなった。これは上記の美肌友人が「下地とパウダーだけ!」で、でもとてもきれいで驚いたことがきっかけです。ファンデーションを使わないぶん余計な刺激がなくて肌がきれいなのか、肌がきれいだからファンデーションだけでいいのか、ニワトリたまごで頭がぐるぐるします。ぐるぐる目で「私も、ファンデ要らないか……?」と思ったのでした。
基本的には外に出ない暮らしなので、汗で崩れることがあまりありません。家族以外の人と顔を合わせない日の方が多いし。そんなわけで、今のところノーファンデで困っていないのでした。このままファンデなしの人になるかもしれないし、ならないかもしれない*23。 - 新しいベージュのアイシャドウを買った。タッチアップ6件回って結局sopoです! ファミマで買えるやつね*24。やっぱな、デパコスを買うだけの気合いは出なかったな。ただ、タッチアップのおかげで、よく口コミで見る「いいアイシャドウは粉が飛ばない」を実感することができました。これはとてもいい体験でした。
sopoは、めっちゃかわいいです! 05 Nudie peachにしたのですが、いい色でした。ベージュとブラウンだけ使えばかっちりした感じになるし、ピンクだけ使ってもかわいい。ラメを黒目の上下に置くのが好き(このラメは夕方にはまあまあ飛んでるけど……)。 - SUQQUのアイシャドウのキラキラが、別格のかわいさであることを知った。あんなにたくさんの色のラメが入っているのに、総体として上品なのってすごいねえ。今度機会があれば、単色のタッチアップをさせてもらいたいです。ただ、メガネなので、目元のラメには慎重でありたい……! 落ち着いてかかろう。
日常のこと
なんと、今回の記事はまだ続きます。連休パワー。
自問自答ファッション以外の、4月~ゴールデンウィークにあったことを記録します。
全体に、「憧れレシーブ」が多いです。憧れをみすみす見逃さない。憧れを取りに行くのだ*25。
いま食べるごはんをつくる
ふだんは週末作りおき暮らしをしています。平日は、冷蔵庫にあるものを温めて食べているわけです。
だけど、「いま食べるものを一食分作る」に憧れがありました。もしかして、「その方がちゃんとした生活だ」っていう意識もあるのかも?*26 どうだろう。
アボカドとトマトのサラダを作りました。ドレッシングは、アボカド売り場にあった、出来合いのやつ。便利で助かるねえ。
アボカドは日を置くと変色してしまうので、作ったときに食べ切った。生野菜は、おいしかった! 「いま作って、いま食べる」のは、やっぱなんかいいなあと思いました。たまにやれたらいいな。目玉焼きとかでもいいからな。
先日は、初物のとうもろこしを蒸して食べました。信じられないくらい甘かった……! ひとくち食べて、びっくりして「うま!」って言って、もうひとくち食べて、またびっくりして「うま!」って言ってしまった。ひとりでいたけれども。まだ旬には早く、小さなとうもろこしでした。旬が来たらまた食べたいです。
観葉植物を増やした
私の友人に、家にたくさんの観葉植物を置いている人がいます。遊びに行かせてもらうたびに、いいなあ、と思っていました。
あと、私の実家の祖母が、植物好きなのです。昔から、庭に花や野菜が絶えないのはもちろん、居間や玄関にもたくさんの鉢植えがありました。一時期は壁じゅうにポトスの葉が這っていた(画鋲で支えていた)*27。たぶん、その影響があって、「家に鉢植えがある」状態に憧れがあるのだろうなあと思います。
うちにはもともとクチナシの鉢があります。2020年のゴールデンウィークにお迎えした*28ので、5年目の選手だ*29。たまに剪定していますが*30、それでもかなり大きくなりました。
観葉植物を増やしたい気持ちはあれど、クチナシの世話でも色々なことがあったので*31、面倒を見きれるだろうかと心配していました。
だけど、その観葉植物友人が、「水やりチェッカーがあると楽だよ」と教えてくれたのです。虫との戦いも大変ですが、水やりのタイミングも難しい。毎朝、もうあげるかな、どうしようかな、と様子を見るのはけっこうなコストでした。
でも、水やりチェッカーを使えば、土に指を突っ込まなくてもいいのです。ひと目でわかるから(水があると青、なくなると白になる)。
これです。
これがあればかなり楽になるはずだ……という目算があったさなか、ちょうど、さっきサラダにしていたアボカドの種を植えてみようかという話になりました。1鉢増えるなら、もう1鉢いってもいいやろ! と、お世話になっているお花屋さんで、新しい観葉植物の鉢をひとつお迎えしたのでした*32。
これで、観葉植物はいっきに3鉢になりました。ひとつはまだ種ですが。
窓辺に緑が並んでいるのは、とても嬉しい眺めでした! ああ、私はやっぱり憧れていたんだな! と、実践してやっと理解できたものです。私は幼い頃花屋さんになりたくて、全然なってないけど、自分の好きな植物と暮らすことはできる。それでいい。
あと、私は自分でも驚くほど、湿り気のある土の香りが好きでした。
アボカドを植えるのに、ホームセンターで買った観葉植物用の土を、植木鉢に入れました。肥料の混ぜ込まれた土の、ふわっとした、雨上がりの山みたいな香りが、本当に気持ちよくて。私って土の匂いが好きなんだ! と新鮮に思いました。ただ、確か以前にも、「家の中に土があるのが嬉しい」と、クチナシの鉢についてどこかに書いた気がします。前から好きなんだなあ。
話が逸れるようですが、バッグの試着を重ねて思うことには、私はあまりフォーマルすぎるものがしっくり来ません。「このまま仕事に行けそう」みたいなやつね。やはり、どちらかというと、私はアスファルトより土が好きなんだよなあと思います。丸亀暮らしが一生ものにならなかったのも、田畑がないから*33と結論付けましたしねえ。バッグも、適度にオフっぽい、適度に素朴なものを探そうと思います。
ほんとはずっといやだったんだ
ここからは、ゴールデンウィークの大掃除の話をします。
新型コロナウイルスが流行り始めてから、うちの大掃除はゴールデンウィークに行われます。前々から、汚れているな、いやだな、と思っていたところがきれいになって、今はとても嬉しいです。
カーテンのカビを取る
結露がね、すごくて。寝室で毎晩加湿器を使うから、毎朝ガラス窓に結露がびっしり付いていたのです。でも、拭くとか、対策グッズを使うとか、何もしていなかったんですよね。それで、カーテンがカビて。気づいてはいたのですが、大掃除の時になんとかしよう……と目をそらす私。ますます繁栄するカビ。
今回の大掃除で、カーテンのカビはかなりきれいになりました。ずっといやだったカビがかなり取れて、とてもすっきりしました。
それからは、毎朝結露を拭くことにしました。窓の近くに、ぞうきんみたいなもの*34を置いて。
そうして観察するようになると、ガラスは毎朝、プール上がりの人のように濡れているのです。加湿器はもう片付けたのに! こりゃあカビるわ、と実感しつつ、窓拭きを毎朝のルーティンにしています。カーテンのカビを放置すると、カビ取りに半日つきっきりになることがよくわかったため*35*36。
鬼門ベランダに突入する
ベランダはね、鬼門なのです……ベランダ掃除がいちばん苦手。
思うに、ベランダって、中なのか外なのか微妙です。「中の延長」だと思っていると、屋内にしてはありえない汚れっぷりなので、幻滅してしまうのかもしれません。髪の毛が絡まって落ちているし、土埃は果てしないし、虫の死骸があったりするし……。
一方で、キャンプが好きだから*37、外がだめということはたぶんないでしょう。ベランダは間に位置しているから苦手なんです、たぶん*38。見るのが怖くて、ますます汚れて、ああいやだなあ……のループになる。
しかし! ゴールデンウィークです。連休はパワーをくれます。やっとベランダ掃除ができました。床を掃いて、ちょっと拭いて。
そして、ずっとなんとかしたかった「ビニール袋」を片付けました。これは、昔クチナシの植え替えに使った土や、肥料の白い粒や、古い植木鉢が入っているビニール袋です。ベランダに置きっぱなしにしていました。
ビニール袋って、日光でボロボロになるのですよね。だからマイクロプラスチックが海洋を汚染するのだなあ……と実感しちゃうくらい、崩壊しているのです、ビニール袋。
もう何年も見て見ぬふりをしていたビニール袋も、開けることができました。今回新しい土を買ったし、古い土は処分。植木鉢に虫の死骸が入っていて、ぎゃあになりましたが、それもちゃんと処分しました。えらい。植木鉢は、洗って干して、また次の機会に使うことにします。
今度から、ベランダは「室内の延長」ではなく、「屋外」だと思うことにしましょう。汚れに幻滅しないぞ。
買ってよかったお風呂場ブラシ
お風呂場もですね、ずっと汚れが気になっていたのです。赤カビやら、黒カビやら。しかし、なかなか掃除できず。なぜだろうと考えて、お風呂場の掃除スポンジが汚れていて触りたくないということに気が付きました*39。そこで、新しく、ブラシとモップを買いました。
どちらも、マグネットで壁に貼り付きます! 使いたい時に取りやすいし、水切れもいい気がします。先代のスポンジは水切れが悪くてカビていたからなあ。
ついでに、ウタマロのスプレーも買いました。匂いが好きです。スプレーして、ブラシやモップでちょっと磨くだけで、「よし、今日もなんかした」という気持ちになれて、よいです。実際、お風呂がきれいになりますしね。継続のやる気を出すのではなく、継続の仕組みを作ることが大事なんだなあ。
防災リュックの再構成
これは、お掃除とはちょっと違う話題ですね。防災リュック、あるいは、災害時持ち出し袋のこと。
防災リュックや水、非常食は以前から用意しています。ところが、その点検を、1年以上怠っていました*40。それを、このゴールデンウィークに見直しました。
今回の大きな成果は、防災リュックを家族ひとりにひとつ割り当てて、それぞれが避難所で使いたい荷物を詰めたことでした*41。
私は、SNSで見た「下着はブラタンクやボクサーショーツがいい」を参考に、衣類を買い替えて詰め直しました*42。あと、東日本大震災で被災された方のインタビュー記事を参考にして(記事探せず)、中身をジャンルごとにジッパーバッグに入れ、防災リュックが濡れても中身が浸水しないようにしました。また、防災リュックに入り切らなくなった品は、「いったん帰宅した時に持ち出すセカンド袋(でっかいトートバッグ)」に入れ直しました。
非常食の期限切れも著しかったので、少しずつ食べます。カロリーメイトが10箱ある*43。
短歌投稿
4月も新聞に出しました。達成です。5月ももう出した! 達成! 5月はもう一回出したいまであるな。
あと、この間、ラジオでメールを読んでもらえました。何度か投稿してて、初めて採用してもらったんです。読んでもらえたら嬉しいだろうなあ、とぼんやり想像していたのだけれど、実際には違いました。私の頭の中から取り出した内容でパーソナリティさんが笑ってくれた……! というのが、衝撃でした。衝撃。衝撃で、やっぱり、嬉しかったなあ。ありがたかった、という気持ちも近いかもしれない。
ラジオも新聞短歌も、「参加できる」というのが実感できて面白いです。誰でもやっていいんだ、そしてもちろん、私も。どちらも、参加した方が、面白いかもしれません。見るとき/聞くときに緊張感が生まれるし、たとえ採用されなくても、他の作品やメールを称賛する気持ちが高まるので。
あと、ようやく、ひとりで泊まるキャンプに行けました! とてもとても楽しかったです。noteに書きたいのですが、まだ書けていません。書きたいですね。
今回は15,000字を超えました。お付き合いありがとうございます。アドベントカレンダーでもこんなに書いたことはないと思います。たいへんなことだ。
いっぱい書き、せっかくなのでメッセージボックスを置いておきます。なにかあればぜひ。
*1:『にっかり青江は占わない』だ。
*2:先日、タスクを切るのは難しいという記事を読んだばかりなのであるが。
*3:「イベントに申し込めば、本が出る」と言う同人作家の多くは、タスク切りスキルが身についている人ではなかろうか。締め切りがあるからといって、本は自発的に生えてはこないし、お品書きも自生しない。本を出してイベントに参加するというのは、単純なタスクではない、複合的なものだ。タスク切りスキルがそれほどなかったとしても、締め切りまでになんとかするパワーがあるという点でじゅうぶんすごいと思うけど。
*4:4月8日に決めたものみたい。
*5:この振り返り記事は、「12月のアドベントカレンダーで1年を振り返ることは記憶力的に不可能だ」と思ったから始めた。そして、「1か月前のことを覚えている自信もない」となったので、Tumblrなどにちょこちょこ記録するようにしている。これはそれや、非公開ブログを見ながら書いている。
*6:教室に参加して、あきやさんや他のガールズと一緒に深堀りしたら、またガラッと変わるんだろうなあ。
*7:靴→バッグ→アクセサリー→服、とされている。アクセサリーは、自問自答ファッションを知る前に手に入れたものだけれど、湖底ちゃんがいる。
*8:いろいろな店舗で実施されていますが、新宿伊勢丹がもっとも靴が多いと聞いてそこにしました。
*9:iPhoneのメモに、写真・ブランド・商品名・価格・ブランドコンセプト、などをまとめて行きました。当日コンシェルジュの方にお見せして、好みを伝えるのに役立ったと思います。
*10:ずっと室内で履き慣らしていたのですが、この連休でやっと、お出かけに履きました! 「車から降りたら目的地で椅子に座っているだけ」の用事ではありましたが、足はそんなに痛みませんでした。歩き方を変えてみたのもある。ちょっと自信がつきました。だんだんと、歩き回る用事のときにも履いてみたいと思います。このあいだ靴に合わせる靴下を買ったから、楽しみ。
*11:店員さんは「この人、ずっとスマホ見てるな……」と思ったかもしれない。気が散っているのではなく、靴についてずっと考えているのだが、無礼な印象を与えていたら申し訳ない。
*12:それで半日は使った。靴やバッグを見る時間は減ったけれど、財布は早急に欲しかったし、満足している。
*13:「バッグは自己紹介」とされています:【自問自答美術館】バッグで描く「心の叫び」を見つめてみよう👜|自問自答ファッション通信|あきや あさみ
*14:私用のお財布をお迎えしたお店の店員さんは、「私は紙のスタンプカードは作らなくなりました」と微笑まれていた。そういう生き方もあるのか……! と目から鱗でした。潔くてかっこいい。
*15:地方に暮らしてますます実感する。
*16:バッグのサイズについて考えていて思うのですが、私、「身軽に出かけたい!」とか、「手ぶらが理想!」みたいな思想がないっぽい。バッグは、大きいほうが、いい……! これまで容量に合わない荷物を入れてバッグを弱らせたりしてきたしなあ。荷物に見合うサイズがいいよ。キャンプグッズも(車載前提というのもあるが)あんまり小ささや少なさを重視していない。
*17:初めて革製の小物を買ったので、うっかり濡れた手で触ったり、カバンの中で水筒と接触したりしないように気をつけております。いい品を手にすると所作が上品になる、的なことが、あるのかもしれない。
*18:私もフォロワーさんとかの回答に興味があります。
*19:あと、noteという比較的オープンなインターネットに(インターネットに厳密にクローズドな場所なんかないのだが)あまり自分の内面の深いところを晒す記事を書くことに、非常に強い抵抗感がある。自問自答ファッションをやるようになって思うことには、私は「ここまでの人には、ここまで見せる」という取り決めが、シビアだ。それは「甲、乙」的二段階ではなくて、もっと多い段階に区切られているらしい。Xでできる私の話、noteでできる私の話、このブログでできる私の話、Tumblrでできる私の話……それぞれ深度や広さが違う。「ここまで来てくれる人には、ここまで話してもいい」っていう線引きがある。二次創作でもそうですね、pixivに載せる二次創作小説と、同人誌でしか公開しない二次創作小説って、違うんですよ。ねえ?
*20:こういう感性の人間から『ここはまだ浅瀬』というフレーズが生まれるのだなあとしみじみ思いました。浅瀬の先がある。それは岸辺から見えるさざなみの領域より、ずっと広くて深い世界。
*21:ここも深堀りする余地があるのだが。
*22:書いていて思ったけど、私は、特に美しめの話を書くときに、ただ美しいだけではなくて、読者に「ぎゃあ」となってほしいのかもしれない。「あ、あ、あわわ……!」とか。そうならせる代わりに(?)美しくしているのかな? 「ここで落ちるのでここ上げておきますね!」みたいなことかもしれない。しかし、このへんは深堀りしたことがないので、機会があればまた検討したいと思う。
*23:人と会う外出のときとかね、ちょっと悩むかもしれませんね。
*24:お財布の引っ越しでポイントカードを総点検した際、発見されたクオカードで買いました。得をした気分です。
*25:妹に「ハイキュー!!」の良さをLINEで熱弁したら、ミリしらで映画を見に行ってくれて、アニメまで見始めてくれました。いい人すぎる……
*26:作りおきへの罪悪感?
*27:この体験から、ポトスはめちゃめちゃ長くなると知っているので、ポトスを買おうとは思わない。家に入り切らなくなってしまう。
*28:記事中で「水を『くれる』」と書いています、これは方言らしい。
*29:まる4年も枯れずにいてくれるのか。よくやったなあって、しみじみしちゃうな。
*30:時期が悪くてすべての花芽を切ってしまった年もあった。
*31:ベランダに置いたら青虫が大量発生したので家の中から出さなくなったりとか(また別の友人が、ベランダの鉢にはネットを被せていると言っていて、なるほど……! となりました。私はそのまま置いていたからなあ)、わらわら湧いたハダニに退治スプレーを撒いたりとか、葉っぱの色に元気がなくなったら栄養剤を挿したりとか、どうもコバエの温床になってるっぽいとコバエスプレーをシュッシュしたりとか、してきた。
*32:何種類か候補のうち、名前と見た目がいちばんかっこいい子にしました。いちばん大きかったので悩んだのですが、連れてきてみたらクチナシよりよっぽど小さかった。
*33:港寄りの住宅街に泊まったため!
*34:PVA吸水クロス 大判サイズ 約40×30cm - ダイソーネットストア【公式】 キャンプで夜露を拭くために導入し、活躍しているもの。ちょっと大きすぎたので切って家用に。
*35:キッチンハイター漬け、キッチンハイター漬け、洗濯機で普通の洗剤で洗濯、さらにオキシクリーン漬け、オキシクリーンで洗濯、カビキラーつけてすすぐ、とやった。カビキラーはあんまり効果感じられないかも。あと、できればどこかで熱湯をかけたかった。今度は台所でやるか……。
*36:今度なんかない方がいい。
*37:私ってキャンプが好きなんだ……と思いながら書いています。
*38:もし家を建てるならベランダは作らないぞと心に決めている。
*39:もっと早く検討しな……!
*40:毎年防災の日9/1に点検しようと思っているのですが、祝日でもないし、ずるずる後回しにしがちです。防災リュックは大きいから、着手に大きなエネルギーが必要なのです……。
*41:それまでは、リュック2つとトートバッグ1つに物資を無秩序に詰めていて、どれが誰のバッグか決まっていなかったのです。
*42:着替え用プリーツスカートも買いたいです。まあ、パップテントがあれば済むんじゃないかと半分思っているのですが、ピクニック用みたいなパップテントは持ってないんだよなあ……。
*43:通常のカロリーメイトを詰めていましたが、次は防災カロリーメイト(3年保存)にしました。全部チョコ味なのがちょっと心配ですが、日保ちするほうが大事かなと。