単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:「一セットの服」で自分を好きになる

あきやあさみ 著(幻冬舎、2024)

「一セットの服」で自分を好きになる | NDLサーチ | 国立国会図書館

 

作者の前著『一年3セットの服で生きる : 「制服化」という最高の方法』を読んだ頃から、自問自答ガールズとしてやっております。こちらは2冊目のご著書。

2周はしました。そして記録のためにさらにもう1周(ざっくり)します!

  • 全身鏡を見る機会は増えた! 毎回じゃないけど、たとえば、服着たとき、メイクした後、髪を整えた後(ヘアセットって言いな~)、バッグ持った後、靴……まあなかなか靴履いた状態まで見られないけどちゃんと見たいです。抱負。
  • 靴は買えました! 試着100足行かずでしたが、ほんとにかわいい靴です。今は靴擦れとたたかいながら履き慣らしているところです(踵がめちゃめちゃ靴擦れします……ぐす……)。しかし、外に出られるようにならないとバッグが買えぬ。「使令に下れ……下れ……」という気持ちで毎日ちょっとずつ履いています(十二国記)。初回の断服式のついでに靴も全部見たのと、それからさらに破損に気づいて処分したのとで、そもそも手持ちの靴が3足しかなくなっていた(スニーカー、ショートブーツ、レインブーツ)。レインブーツは特殊なので実質2足かもしれない。それなので新人にはがんばってとけ込んでほしい。私に。
  • バッグは今探しているところです! 試着累計50くらいしたと思う(モール内の雑貨屋さんのバッグとかも入れて)。だんだん、こういう形のがいいかなとか、こういうのは身体に向いてないなとわかりつつある。そのようにしてバッグの解像度が上がったために、オンラインストアとかを見ていても試着したいと思えるバッグが減ってきた。しかし、また大都市に行く機会に、しっかり試着回数増やすぞ。靴を36足で決めたのでバッグはちゃんと100行きたい……。
  • 2月の断服式ではやらなかった、アクセサリーのワークを先日やりました。最近使っていなかったものをかなり手放せてすっきり! 今好きなのはこれなんだというのが自分ではっきりしたのも嬉しいし、しまい込んでいた貰い物が案外今の気分にも合うのがわかって一軍に戻ったのもいい発見でした。すごく気に入っているネックレスとリングがあるので、この先もアクセサリーの買い足しはあまり考えていない。(とにかくバッグがないと先に進めないぞ)
  • 美容に関する「日々の手入れ」のくだりを読んで、そういえば8年くらいずっと肌荒れしているところがあって、それをなんとかしたいかも、と思い始めました。抗炎症剤が必要なんじゃないかと思うのですがとりあえず皮膚科に行くか……。
  • 「人にこう思われたい!」と思って服を選んでしまうこと、あるな、と思いました。でもそれって両刃の剣なんですよね。褒めてもらえないと相手への憎しみになってしまう。誰も幸せにならない。相手に「これ、どう思う?(かわいいでしょう、好きでしょう)」って聞かなくてもいいくらい、自分が満足している服を1セット作りたいなと思います。私が私を満たすのだ。
  • 演歌バッグのお話、noteでも拝読して、そうなんだ!と思っていました。ブランド物のバッグをもつ人の気持ちがわからんだったのですが、ちょっと「そうなんだ~」になりました。後で思ったのだけど、たぶん私は演歌バッグじゃなくてすでに演歌リングを持っているのだな。
  • 買い物に行くときに好きなものを身につけるのは、いいな、と思う。この間バッグを試着させてもらったとき、店員さんのご厚意で荷物を入れさせてもらったのだが(そのバッグは今でも第一候補になっている)、私がミュシャのクリアファイルを持っているのを見て「ミュシャお好きなんですか?」って聞いてくださったのがとても嬉しかった。本の内容としては「店員さんが、よりあなたの好みにあったものを勧められるから」ということだと思うのだけど、好きなものを身に着けていくとそれだけ自然体でいられるというか、「私ってこうなんですよ」というのを説明しやすくていいなというのが私の実感。
  • SNSのアイコンが自己紹介という話題! 確かに!! ブログもnoteもpixivもお花の写真です。お花が好きだねえ。Xはイラストだ。
  • 「30日間チャレンジ」はいいなと思う。最初の10日間は情報収集、次の10日間はトライアル、最後の10日間は同じことを継続する。こんなに本腰を入れてなにかを試すモチベーションは今はないけど、いつか参考にすることがありそう。
  • p185の「自分のキャラクターを服選びに活かす方法」がすごく面白かったです。文章の文体とファッションの関係。自分が文章書きだから、文体の話が大好きなので……。私はスパッと短い文章はあまり書かない(ブログとかを念頭に置いています)から服装もシンプルじゃないし、面白長文を書けるタイプでもない(ここでは短文をたくさん改行しながら書くものを想定)からあんまり装飾的な服装でもない……、中庸……? ブログはわりとかっちりした(理屈めの?)話を書きがちだからトラディショナルな雰囲気になるのかな。私は靴とバッグを色々試着して思ったのですが、「クラシカル」で「ちょっとかわいい」ものが好きです。あんまりマニッシュなものになると途端に似合わない。文体も「クラシカルでちょっとかわいい」なのだろうか? 謎。二次創作小説は「焦土に這う火の川」と評してもらったことがある! 黒ベースに透明のキラキラ。なのか? たしかにキラキラは好き!
  • p199の「ちくちく言葉はプラスチック、迂闊に食べないようにしよう」もすごくよかったです……! SNSを見ていると「ぎゃ」と思う言葉を見ることがありますが、私もあきやさんを見習い、お菓子の個包装の中のシリカゲルとかを思い浮かべて「食べられません」と見なかったことにしたいと思います。文章のことを等しく「読んで、取り入れるべきもの」と思っているふしがあるんだよな(私)。距離を取ったほうがいいよ。最近はXほぼ見てないしその方が調子いい。

こんな感じで楽しく読みました! できればどこかで4月の月報を出しておきたい(もう5月4日です)。バッグ探して買うぞ……!