単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

あ、トラックだ

これは2022年アドベントカレンダー「勝てない戦をする」第3日目の記事です。

昨日は車をぶつけた話をしました。ぼんやりしている時に車に乗るのはやめよう。

今日は土曜日で、アドベントカレンダーは休んでもいい日です(週末は書かなくてもいいというマイルールがあります*1)。が、今週末は、予定していたデイキャンプに行けなくなったので、空いた気力と体力で、短い記事を書こうと思いました。

高速道路が怖かった

昨日は車の話をしたので、その流れで。

ペーパードライバーだった頃は*2、車に乗ること自体が怖かったものですが、とりわけ車線変更が怖かった。「車が走っているところに、ぶつからないように、うまく入る」というのがとにかく苦手で*3、一般道の右折レーンに入るのさえ怖かった。車の流れを見ながら、「来てる? 来てない? 行ける? 行けない? 行く? 行かない?」とグズグズしてしまいます*4*5。他の車からしたら、何がしたいのかわからない車というのは最悪なものですが、私は最悪なドライバーということです。

トラウマ首都高

一般道も怖がる私であるのに、なんのはずみでか、ペーパー時代に首都高に乗ってしまったことがありました。
首都高は車線が多く、出口が頻繁に存在します。短時間に何度も車線を切り替えていかなければならない時があるのです。しかも、車がとても多いのです!*6
当時は不可避の用事のために走ったのですが、命があってよかった、というありさまで、すっかり高速道路全般が苦手になってしまいました。引っ越してからも、「高速道路はちょっとな……」という状態が続いていました。

日、沈むな

けれども、乗らねばならない日はやってくる。自分が車をぶつけたがために、ひとりで高速道路に乗る日が……! 身から出た錆……!

知らない暗い道は、確かに怖かった。ただ、私が使った高速道路は首都高と違い、車が少ないのです*7。私のイメージする「高速道路」とは違って、とても走りやすいものでした。車が来ていなければ、車線は変更し放題*8。それで、近隣の高速道路を使うことへの苦手意識がなくなったのでした*9

あ、トラックだ

ところで、高速道路が片道二車線あるとき、右側は追い越し車線です。基本的に左側を走り、追い越したい車がいる時には右車線に出て、追い越したら左車線に戻ります。

車線変更が怖かった頃は、できればずっと左側にいたかった。だから、初めての高速道路では、前がトラックだと安心して、喜んでいました。たいがいのトラックは80km/hを守って走るので、多くの乗用車は追い越していきます。けれども私は、車線を変えて追い越すのが苦手だし、走るペースも守れるので、トラックの後ろは都合が良かったのです。

それが、2回目の高速道路では、変わった。

あ♡ トラックだ♡*10*11

前がトラックだと、遅いな、と思うようになったのです。それで、私もトラックの追い越しをするようになりました。

前述のとおり、このあたりの高速道路は車が少ないので、車線変更が容易なのです。さらに私は、「このくらいまでならスピードを出して走れる」という感覚も掴めてきていたので*12、前を走る車を抜かせそうかどうかも見当がつくようになっていました。それで、トラックを見たら自然に、「あ、追い越そう」と思うようになったのでした。しかも、追い越したらまた速く走れるのが楽しみで、「あ♡ トラックだ♡」というテンションで。人は変わるものですね*13

高速道路のいいところ

あんなに怖がっていた高速道路だけれど、慣れてみると、良い点もあると思えました。

高速道路には信号がないし、歩行者も自転車も原付もいません。運転中に考えることが少なくて、とても楽なのです。
一般道では、あの信号行けるかな(歩行者用信号が赤になったが、車の方は間に合うだろうか)とか、先の交差点で左折するにはもうここで左車線に入っておかないといけないんだっけとか、あのゆっくり走っている原付をどこで追い越そうかなとか、色々なことを考えながら走らなければなりません。でも、高速道路では、そういうことは考える必要がない。高速道路は、楽で、速く、遠くへ行けるのです。高速道路は素晴らしい。

また遠出をしたいものです*14

 

絵文字・メッセージ嬉しく拝見しています! ありがとうございます!

wavebox.me

 

 

*1:このブログにルールを課せるのは私だけなので、「マイ」は要らないかもしれない。

*2:おお、私はもう「ペーパー」ではないのか……

*3:当然と言うべきか、大縄跳びもできない。

*4:そもそも、後続車を確かめるのに、サイドミラーを見たらいいのか、窓から振り返ればいいのかもわからないのだった。

*5:多分両方使って確認するべき。

*6:書きながら思うが、それをペーパードライバーが安全にかつ間違わずに運転するのは、無理だ。

*7:前を見ても後ろを見ても私一台しかいない、という区間が存在した。

*8:合流も苦手なんですが、車が来なければ合流もし放題なのです。

*9:それで、熊本に出かけることもできたのです。それは本当によかったポイント。

*10:pixivだったらタグが付きそうな見出しだ。

*11:最悪の注釈だな

*12:実際には私の車はもっとスピードを出せるらしいが、私には「この速度くらいで脳がキュッとする感じがする」というゾーンがあり、そこは超えないようにしている。怖いから。

*13:伸び代しかなかったので……。

*14:ただ、自家用車で遠出をすると、電車や飛行機で遠出をした時とは心持ちが違うようです。ということに、先日の熊本行きで気がついた。どうも、車は「移動手段」というよりも「自宅」に近いのか、車に乗り込むたびに「ただいま!」という気持ちになって、「遠くへ来た」という感慨がリセットされて薄れてしまう。思い切り「旅」をしたいなら、やはり公共交通機関に乗る方がよさそうでした。ただ、キャンプに行くなら、荷物も多いし、まさに「自宅」を設営するわけだから、自家用車がうってつけだと思うのですが。