単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:図解 戦国の城がいちばんよくわかる本

西股総生

 

honto.jp

 

友人に「城が好き」と言う子がいて、それからちょっとだけ、城が気になっていた。

この本は、城といっても、有名なお城の解説があるわけではない。

戦国の城の作り方、その考え方、時代や戦い方の背景についてわかりやすく教えてくれる。最終的には、「縄張り図」(城の地図みたいなもの)の読み方まで教えてくれる!

 

著者たちの城への愛がすごいので、読んでいて楽しい。城を歩きながら、「自分たちが攻め込んでいたら、ここで撃たれたな」とか考えるらしい。登りきったら、「攻められる側だったら、どうやって守ろうか」と考えるらしい。

やりたい~~!!!

 

城、見に行きたいなあ、と思う本。

 

なお、暗渠の本と共通するなと思うんだけど、「昔確かにそこにあり、当時の人が何らかの手を加えたものが、昔のそのままの様子ではないけれど残っている。今自分が、あれやこれやと手を使い頭を使い、当時の様子を思い浮かべることができる」というのはなかなか良いね。