単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

愛の丸亀観光ツアー 旅程表

これは2019年アドベントカレンダー「愛の観察ツアー(徒歩)」第22日目の記事です。

先日、一人旅が好き、という話をしました。

これまでは、前々から計画する旅ばかりしていました。1週間前とか、前日に決めるとかはあれど──つまり私の言う「前々」は「前日」までを含むんですが──当日思い立って遠くに行くのはやったことがなかった。
「フラッと空港に行って、電光掲示板を眺めて行き先を決め、チケットを買って飛ぶ」、そんな旅に前々から憧れていたんです。
だからやってみた!

休日、羽田、7時半

私に与えられたお休みは二連休。
前日に荷物を詰め*1、5時にアラームをセット*2。無事に跳ね起き、身支度をしつつ、当日にならないと詰められないものを鞄に放り込む*3
颯爽と家を出て、羽田に到着したのが7時半。

さあ、電光掲示板を見るぜ!

約束の場所

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選択肢に挙げたのは三つ。米子、沖縄、高松。
宿も帰りの交通手段も決めていない中、明後日には東京で労働が待っていることを考えると……、そして以前高松空港に飛ぼうとして「濃霧のため」大阪に下されちゃった*4ことへのリベンジもしたいし……、

決定! 高松!!*5

時すでに7時半、高松行きは8時5分発。
これ間に合うのか? とビビるも、対応くださったカウンターのお兄さんはテキパキ発券してくださいました。ありがとうございました。
無事機内に乗り込み、離陸前の加速を楽しんで(飛行機離陸前の加速を愛している!)、高松に着いたのは9時半。

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↑香川にはため池が多い。雨が少ないそうです。

 

今度こそ降り立ちました、高松に……!!

飛行機から空港に向かう通路に、「空港から丸亀・こんぴら直行バス」のチラシが出ている。手厚い……。

旅程を立てる

香川で何をしようかあまり考えないまま、空港に着きました。
ここで今回の旅程をざっと書いておきます。もしあなたが、連休初日の朝、突然香川に行きたくなった時に参考になるように。

初日

7:30 羽田空港
8:05 高松行き飛行機、出発
9:30頃 高松空港
空港で宿*6、レンタカー*7を手配する。
レンタカーの準備ができるまで時間があったので、空港のお土産屋さんを見て回る。*8
10:30頃 レンタカー会社の方にお迎えに来ていただいて、営業所に向かう。
11時頃 お借りした車で出発!
12時前 金刀比羅宮(ことひらぐう)参道に到着*9
「つるのや」さんで「しっぽくうどん」をいただく*10

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↑しっぽくうどん。


こんぴらさんに登る。*11
途中のお土産屋さんで、御朱印帳袋を買う。
13時頃 こんぴらさんに参拝

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↑めちゃ登った。


14時前 こんぴらさんを出る
14時半 中津万象園に到着、散策*12

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↑あの、見えている橋の上で、池を渡る風を眺めるのが本当に好きで……。


16時 中津万象園を出て、車でベーグル*13をかじる16:15 丸亀駅着、車をコインパーキングに停める
丸亀のお菓子探訪(「名物かまど」さん*14「甘月堂」さん*15「寶月堂」さん*16を訪ね歩き、お菓子を買い込む。)

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↑自宅で撮影。


17時半 丸亀名物骨付鶏を食べたくて、やき鳥三太郎さんへ

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↑食べやすく切ってくださいました。ラブ。


18時半 ホテルに向かう
19時 チェックイン、甘月堂さんの苺大福をいただく

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↑袋にダイレクトインされている。地元の人になったみたいで感動で震えた。チョコと生クリーム、美味しくいただきました。


22時 就寝

 

2日目

7時 ホテルの朝食をいただく

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↑バイキング形式。席に座っていると「ピザ焼けたんですけど、どうですか?」と言って焼き立てピザを配ってもらえる。(この後フレンチトーストも来た。)


9時 チェックアウト
迷子になり謎の高台に登ってしまう
「旅ベーグル」さんを目指すも車が停められず断念
10時 丸亀着
11時 丸亀城*17

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↑京極家の家紋。


12時半 昨日の夕飯をいただいた三太郎の大将に教えてもらったうどん屋さん「綿屋」さんでお昼

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13時 太助灯籠*18

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↑太助灯籠のすぐ脇は港。海中に沈む石段。

 

13時半頃 JR丸亀駅発 特急列車で岡山へ

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↑瀬戸内海が見たくて、岡山経由で帰るのが好き*19


14時半頃 JR岡山駅 新幹線で東京へ(新幹線の切符は丸亀駅で買った。)
17時頃 都内着

旅程の雑感

刀のない遠征

丸亀訪問は3回目。過去2回はいずれも、丸亀城直下の資料館で展示された「ニッカリ青江脇差」を目当てにした旅行でした。
刀のない丸亀は初めて。
展示に時間とメンタルを割かない分、気になっていたけど行けなかった場所を巡れました。審神者で溢れかえってない丸亀というのも私には新鮮でしたが、青江は今は*20こういう場所で過ごしているんだなあ……*21と感じ入る思いでした。

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丸亀駅のイルミネーションは青と白でした。ファンサが過ぎる……*22

 

車はすごいよ

レンタカーがあったので、遠目のホテルを取れたり、車中から太助灯籠を見られたり、ナビを無視して海岸を走ったりと、楽しい体験でした。
丸亀市」の標識(ここから丸亀市です、というやつ)を通過しながら、丸亀市!! 見た!? イェーイ!! フゥゥ!!!! 丸亀入りました!!!!」と盛り上がれるのも一興でした*23*24

すごい長さの記事になってしまったな。
記事を改めて、行って楽しかった場所を振り返りたいと思います。

追記:振り返りました! 写真いっぱい付けた!

*1:一人旅を始めて4年経ち、旅行の準備はかなり速くなったと思う。

*2:休みの日の早起きアラームには「Knights Escort」と決めている!! 仕事の日は、ミュージカル刀剣乱舞のホラ貝とか笛の音とかで「セイヤ!!」って血の気多く起きるので、早朝響くKnightsの優雅な歌声に「!? Knights!? なんで!?」と飛び起きることになる。そして騎士さまたちに誘われて『望みの全てを叶え』てもらうんだ〜!!

*3:化粧品、スマホスマホの充電コード、モバイルバッテリー、モバイルバッテリーの充電コードなど。

*4:初めてニッカリ青江脇差を見に丸亀に行こうとした時ですね。

*5:笑うところです。私は香川と推しの区別がつかない。

*6:スマホ楽天トラベルを使いました。以前行きたかったけど、車がないと難しい宿があり、そこにしてみた。

*7:高松空港には、レンタカー各社のカウンターがずらりと並んでいます。飛行機到着からしばらくすると、全員が営業所(空港から車で5分)に撤退してしまうのですが。連絡したい場合はカウンター上の電話を使います。

*8:丸亀特設コーナーがあり、ニッカリ青江脇差ポストカードが置いてあった。お、おま江〜〜!!! 歓迎か〜〜!?(買いました)

*9:金刀比羅宮:金刀比羅宮|スポット・体験|香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット 香川にニッカリ青江脇差を見に行った審神者さんが度々立ち寄る神社。御祭神は大物主神崇徳天皇大物主神の神徳は色々と言われているが、主に海運の神様として信じられているよう(参考:金刀比羅宮 | 由緒)。こんぴらさんへの参拝の様子は、こちらの審神者さまの記事 こんぴらさんの洗礼~初一人旅in香川~ - 30代ぼっちOLの、とうらぶプレイ日記 に詳しい。

*10:鶏肉の入った鳥だしのうどん。大根やにんじんがけっこうな大きさで入っている。よく煮込まれていておいしい。

*11:石段800段くらいを登る。運動不足がたたり、登っているうちに膝がぶっ壊れた。つるのやさんでお借りした杖がなかったら下れなかったと思う。運動しよう……。

*12:中津万象園:庭園の見どころ | 中津万象園・丸亀美術館 以前丸亀に行った際に訪問。最高のお庭。にっかり青江の手紙に書かれているのは京極高次さんで、中津万象園を作ったのはそのひ孫の高豊さんです。

*13:高松空港の丸亀特設コーナーで買った「旅ベーグル」のあんこ+黒ごま。「旅ベーグル」公式ウェブサイトはこちら、ベーグルの様子はこちら。もとは東京の谷中にあったのを、丸亀に移転されたとのこと。

*14:「かまど」というお菓子で有名。店内に喫茶コーナーがある。クッキーも美味しい。

*15:カスタード、ティラミス、抹茶などさまざまな苺大福が揃う! 賞味期限が当日限りなので、大量に買ってしまうと夜に宿で地獄を見る。前科あり。

*16:ニッカリ青江脇差展示時期にはコラボの素敵なお菓子の他、「切れてる石灯籠」やニッカリ青江脇差の模造刀まで出してくださる。店内は審神者でごった返す。丸亀名物缶バッチガチャが店内にある。

*17:こんぴらさんで膝が死んでいたので登れなかった……。お土産屋さんを見たり、資料館(しかる時にはニッカリ青江脇差が展示される建物)に行ったりした。

*18:『こんぴら参りの上陸港として賑わった頃の江戸講中灯籠。4千人近い寄進者のうち最高額を寄進した塩原太助の名にちなんで「太助灯籠」の愛称で親しまれ、現在も夜になると灯りが点されている。』丸亀市観光協会 太助灯籠 - 丸亀市の観光情報サイト | 丸亀市観光協会 にっかり青江を推していると、灯籠全般に関心をもちがちである。

*19:この日の瀬戸内海は霧。瀬戸大橋は3度目で、霧、晴、霧です。晴れた日にも渡りたいな。

*20:2019年においては、という意味。

*21:幻覚です。

*22:しかもこの青は、水色寄りではなくてダークな青だった。にっかり青江は紺の服に白帷子を付けています。はわ〜〜……。

*23:車内で声に出して盛り上がりました。車ならではですね……やめろ離せ俺は正気だ!!

*24:というか、丸亀に縁もゆかりもなかったはずの女が、にっかり青江が原因で、休日突然飛行機取って飛んできちゃうということを、丸亀市の関係諸氏にはなんとか心得ていただきたいな。また京極の至宝を展示いただけると幸いです。展示がなくても行くのですが!