単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

今だけは、私あなたに教わるばかり あんトレの話

これは2023年アドベントカレンダー「淀まない」第3日目の記事です。

 

今朝は雨が降っています。久しぶりに雨を見たかも。湿度が高くなっていいですね*1

梔子の二輪目の花は、開いて数日経つけれど、まだ真ん中の蕊が開ききっていないような気がします*2。変な時期に花を咲かせてくれたし、栄養を使っちゃってもう足りないのかしら。
あといくつかの蕾のうち、二つがまだ大きくなってきているけれど*3、それらは咲くかどうか。

 

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さて、昨日は次回予告をしました。ほぼ次回予告の話しかできなかったな。しかし、昨日作った下書きのおかげで、記事を書き出すのがとてもスムーズです! ナイスな取り組み。

あと、昨夜はちゃんと早寝したし*4夜中に起きもしませんでした。朝から元気です。いつ以来か、目が覚めてすぐに書き始めることが……できました……! 嬉しい。本当に、いつ以来だろうか?

起きてぼんやりしたまま書き始めるのは私の理想の書き物パターンです*5(二次創作小説を集中して書いている間の動きです)。とても嬉しい。原稿健康ライフだ*6

今年はそもそもほとんど原稿しなかったからなあ*7

 

そろそろ今日の話題に行きましょう。今日は「あんさんぶるトレーニング!!」略して「あんトレ」の話をします。

「あんスタ、健康にいい。」――アプリ開発陣の話

あんトレとは、筋トレアプリである。ストレッチとか、有酸素運動もあるのだが、私が短く言おうとするとそうなる。

スマートフォンゲーム「あんさんぶるスターズ!!」のアイドルたちが、ジムの"イケメンインストラクター"となって、ユーザーを励ましながら一緒にトレーニングをしてくれる。トレーニングの間は、アイドルたちの楽曲が流れ、リズムに乗って体を動かす。その日のトレーニングが終わると、アイドルがスタンプカードにスタンプを押してくれる演出がある。

10日間続けた方のレポがあるので、使用感をざっと見てみたい方はどうぞ。

アイドルと運動できる『あんトレ』が神アプリだった!10日間トレーニングを続けたオタクの感想 - アニメ情報サイトにじめん

 

私は、10月末に出ていた、あんトレ開発陣のインタビューを面白く読んだ。

www.famitsu.com

 

 

個人的に興味深いのは、このアプリは社内の個人が企画したところから始まった、という点だった。

当時、“サブプロジェクト制度”という、社内でアプリ制作の研鑽として運営タイトル以外のアプリ開発を応援する制度が、ちょうど始まったくらいのタイミングでして、それにY.Mとふたりで出そうという話になったんです。

面白い取り組みではないですか?
技術屋の力って、座学よりか「必要なものを作る」ときの方が伸びるように思います。作っている間は、わからないことがあればわかるまで調べないといけないし、理論だけでない実用的な知識が身につくから。だから、会社がサブプロジェクトを応援する制度って理にかなっているなと思ったわけです(ただ、あんトレは、最終的には『あんスタ!!』チームと協力して開発されたそう)。

 

企画のキャッチコピーが、「あんスタ健康にいい」。

最初は、開発者自身の運動習慣継続のために、というところから出発した企画が、

自分自身も日ごろからヨガやウォーキングなどに挑戦してみたのですが、続かずで……(苦笑)。趣味のように楽しく運動を習慣化出来たらいいのにな。という思いから、“『あんスタ!!』(趣味)×トレーニング(筋トレ)”という図を思いつきました。

あんスタユーザーの健康に配慮されるアプリとなった。

プロデューサーの皆さんも健康になっていただける。“スタライ”(※)とかでもちょっとしんどそうだったので……(笑)。

※バーチャルライブ「あんさんぶるスターズ!!DREAM LIVE」

あんトレを使ってみて

私は2023年9月24日からあんトレを始めました*8。45日くらいやったかな。均すと2日に1回はやっているような調子です。

以前は、リングフィットアドベンチャーをすることで運動不足や肩こり・腰痛の予防・改善に努めていましたが、あんトレを始めてからはリングフィットは使わないようになりました。
リングフィットは始める前のセッティングが多くて億劫な気持ちになりがちである一方、あんトレはすぐに始められて手軽なのです。

あんトレをやってみて、続けやすいと私が思う点は、

  1. 準備が簡単
  2. アイドルが応援してくれると、嬉しい
  3. スタンプが貯まると、嬉しい

です。

1.準備が簡単

あんトレは、アプリを起動したらすぐ始められます。私は朝にあんトレをやっており、パジャマのまま始めるので、着替えはしません。ヨガマットも敷きません(畳の上なので、滑りにくい向きにしてやります)。本当に、ただアプリを起動するだけです*9

あんトレを始めるまでにやっていたリングフィットアドベンチャーは、とても好きなのですが、準備の手間がかかっていました。リングフィットアドベンチャーはテレビのある居間でやるので、寝室から居間に移動し、ヨガマットを広げ、Switchの電源を入れ、リングコンにコントローラーを差し、バンドを脚に巻いて、云々……。
もちろん、「正しい姿勢を教えてくれる」といった、あんトレにはない素晴らしい機能もあります! あと、地味ですが、リングフィットアドベンチャーは「動きの左右入れ替えのタイミングをわかりやすく音声で伝えてくれる」のがとても助かる。あんトレはアイドルのセリフと左右入れ替えが被ったり(SEが入っていることに後で気づきました)、ストレッチ時はSEすら入らなかったりするので、画面をちょくちょく確認しないと置いていかれます*10

ただ、あんトレで特段困ってはいない上、継続しやすさはあんトレの方が上なので、しばらくはあんトレにお世話になりそうです*11

2.アイドルが応援してくれると、嬉しい

元々のゲーム「あんさんぶるスターズ!!」においては、プレイヤーはプロデューサーとしてアイドルたちに関わります。アイドルたちは、信頼するプロデューサーに対して素を見せたり、愚痴をこぼしたり、相談してきたり、無茶な企画を依頼したりもしてきます。また、ストーリーの中では、アイドル同士の関わりも見られます(「幸せになりましょう、俺と」とか)。

ところが、あんトレでは、アイドルはあくまで「インストラクター」です。プレイヤーはプロデューサーではなく、ただのジムユーザーなのです。

 

(私がプロデュースしているアイドルは、普段こんな風にしっかりとお仕事をしているんだ……)

 

という、謎の達成感と感動を覚えます。

私の記録から:

ジュンくんが最後のストレッチだったんですが、ジュンくん、お仕事中はこんな感じなのか……とびっくりしていました……爽やかで落ち着いている……「GODDAMN!」とか言わないし「おひいさんはよぉ〜!」とかも言わない……オフの姿を見すぎてて授業参観でショックを受けているような気分だ……
しかし最後に「お疲れっした〜……⭐︎」みたいに急に緩くなるというか、距離が近くなるのでまたギャンとなった……ジュン……*12

 

レーニングの間、アイドルたちはけっこうひっきりなしに声をかけてくれます。「がんばれ!」「ナイス!」「効いてるよ!」「あと5秒!」「ラスト!」って感じに。

きつい姿勢をしていると、数秒が長い……! だけど、ちょっと声をかけてもらえると、不思議と頑張れるんですよね。だから、特に終盤に何度も声をかけてもらえると、とても助かる!*13

3.スタンプが貯まると、嬉しい

最後の大事なポイントが、スタンプカードです……!

先のインタビュー記事にだいたい書いてあり、画像を引用したく、おそれながらスクショで引用いたします……

 

https://www.famitsu.com/news/202310/26321573.html

 

スタンプは日替わりで、ランダムです。時々、画像の「good job!」のような手書き文字をくれることがあって、これがめっちゃ嬉しいです。もちろんアイドルによって違う内容・違う筆跡です……!
もちろん手書きコメントじゃなくても、何のスタンプを貰っても嬉しいし、何なら勝手に「今日は特にがんばったから、見ていてくれて花丸をくれたんだな♪」とか文脈を創造してしまうのですが。

そして、記事にもあるとおり、インストラクターごとにスタンプのモーションが違うのです……!

スタンプカードを私から受け取る→スタンプを押す→スタンプカードを私に返す、の動きが全員違うのです*14。い、生きている……。
私は最初の専属インストラクターを茨にしたんですが(赤髪の眼鏡の子)、初めてカードを返してもらう時には、「え、近、近い、そんなに近づいてくるの!?」と動転させられながら、思い知りました、"彼は、私にカードを渡してくれている"ということを……。茨がこんなに私に近づいてくることあるんだ……。

スタンプが貯まってくると、「空欄の方が少なくなってきましたね」とか、「最後までがんばろう」とか、専属インストラクターのセリフも変わります(書き忘れていましたが、フルボイスです!)。もうちょっと頑張ろうか、というモチベーションが上がる。しかも、スタンプが10個貯まると、サプライズで嬉しい仕掛けがあるのです……!

 

体が痛くない12月を過ごしたい

もちろん、「運動すると体の調子がいい」という実用的なモチベーションもあります。あんトレを続けていると、肩こり・腰痛がほとんど起きません! 体がバキバキにならないのでとても助かります。けれど、それだけでなく、「応援してもらっているから、頑張ろう」という気持ちにもなれて、続ける元気をもらえるのです。

 

毎年アドベントカレンダーの時期は、執筆時間捻出のためにリングフィットをさぼるので、体がバキバキになりがちでした。今年は短時間でもあんトレをすることで、なんとか体をバキつかせずにやっていければと思います!

 

 

明日はもう1つの"スタンプカード"、ポケモンスリープの話をしたいと思います。

 

 

応援・感想などメッセージはこちらにどうぞ。

sugar-pot.underxheaven.com

*1:先月から加湿器を出しています。労働と睡眠の間、ずっと動かしている。

*2:どういう状態が「咲き切った」なのかわからなくなって検索していたら、うちの梔子は「ヤエクチナシ」という種類のようだとわかりました(となりのカインズさん)。

*3:でもまだ透明ではない。

*4:ギリギリ就寝時刻に間に合わず、ピカチュウが寝ぼけていた。

*5:水を飲みました。

*6:と、私は呼ぶ、この「原稿があるので早く寝床を出る」状態のことを。

*7:今年最初で最後の本を11月に入稿して、届くのを待っています。

*8:自サイトのてがろぐに記録を付けている。

*9:画面が大きい方が見やすいので、iPadを使っています。

*10:最近はタイミングを覚えてしまいました。

*11:リバースプッシュアップとか、未だにどうなっていたらちゃんとできていることになるのかわからない動きもある。私の序盤の記録:『瀬名が見せてくれた動きが理解を超えてしまった。リングフィットの経験から、その動きはとても筋肉を要しますねということだけがわかる。あんトレのためにリンフィで筋肉をつける必要があるかもしれん(?)』『Vステップの時の手の振り方がわからなさすぎて珍妙大暴れになっちゃった』等。

*12:キモい補足:ジュンくんてうまく言えないけど独特だよな。Edenの他の3人が相対的にキャラ濃いから、ジュンくんは真水みたいな感じかと思いきや、ジュンくんだけ舐めるとちゃんと味がする、みたいな……クール・気安い・かっこいい・可愛い・ムキムキ・プリティーの融合……(要領を得ない手の動き)

*13:このへんで塩むすびが動き出してしまった(お掃除ロボット塩むすびは時刻設定で掃除を始めます)。塩むすびが動き出したらそろそろ書くのをやめねばならない時間なので、いったんおしまい。1時間弱書いて3,900字くらい、今回は引用が多いからねえ。

*14:なお、スタンプを押してくれる「専属インストラクター」は4名から選びます。