ヴァージニア・ウルフ [著]
出淵敬子, 川本静子 監訳
女性にとっての職業 : エッセイ集 (みすず書房): 2019|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
表題作「女性にとっての職業」を読んだ。
あ! あと、お勧めしてもらった「女性にとっての職業」を読んで(10ページ程度のエッセイだった)私が「妻の亡霊」と呼んでいるそれとほぼ同じものが「家庭の天使」と呼ばれていてすごくよかったです(それも他作品の引用?らしいけれど)これは読んでよかった、お勧めありがとうございました。
— ゆあれ💐 (@your_re) 2021年12月26日
ヴァージニア・ウルフは家庭の天使を完全にぶっ殺したらしいが、私の亡霊はまだぶっ殺せないし、たぶん、なんとか共存していくのだろうなと思う どっちがしんどい道かはわからんが、これは、楽な方に行くという話ではなくって、自分の魂の誇りをどのへんにおくのか、という話かもしれない
— ゆあれ💐 (@your_re) 2021年12月26日
家庭の天使も妻の亡霊も「自分がどうしたいという意思に関係なく、女性としての規範を囁きかけて行動をコントロールしようとしてくるうるせえ幻覚」という点で共通していると思われる いやほんとどうやったらぶっ殺せるんだろうなこれを
— ゆあれ💐 (@your_re) 2021年12月26日
なお少なくとも訳本では「ぶっ殺す」とは書いてなかった、念のため
— ゆあれ💐 (@your_re) 2021年12月26日
私はたぶんこの先も、自身の妻性(あるいは「妻の亡霊」)と対峙しながら、働いたり遊んだり文章を書いたりしてゆくのだろうと思う。そのたたかいは常に孤独なものになるだろうけれど、願わくば、私の愛する愉快で聡明な友人たちと、たとえライフステージが違っていても、話をして、共感や助言をしあって、先へ進めますように。たぶん、「私たちはわかりあえないはずだ」と思わなければ、どんなに立場が違っても、会話をすることはできるはずなんだ……というのが、私の信じたいことなので。