単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:居るのはつらいよ

東畑開人 著

 

https://www.amazon.co.jp/%25E5%25B1%2585%25E3%2582%258B%25E3%2581%25AE%25E3%2581%25AF%25E3%2581%25A4%25E3%2582%2589%25E3%2581%2584%25E3%2582%2588-%25E3%2582%25B1%25E3%2582%25A2%25E3%2581%25A8%25E3%2582%25BB%25E3%2583%25A9%25E3%2583%2594%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AB%25E3%2581%25A4%25E3%2581%2584%25E3%2581%25A6%25E3%2581%25AE%25E8%25A6%259A%25E6%259B%25B8-%25E3%2582%25B1%25E3%2582%25A2%25E3%2582%2592%25E3%2581%25B2%25E3%2582%2589%25E3%2581%258F-%25E6%259D%25B1%25E7%2595%2591-%25E9%2596%258B%25E4%25BA%25BA/dp/4260038850

 

レンタルなんもしない人がTwitterで言及していた本。

その前に知人から「シリーズ ケアをひらく」の広告をいただいていて、このシリーズは気になっていた(このブログの2018アドベントカレンダーのテーマは「人間をケアする」です)。

 

とても面白かった……!

 

精神科の看護師になりたいなと思ったこともある。それでさらに興味深かった。

東畑さんに職業人としての「膜」があったように、私にも、看護師としての「膜」があるのかもしれない。例えば飲み会で急に参加者が倒れた時、躊躇わず触れられるような。

 

私は看護師にしてはかなり「触れられない」方だったと思う。でも、緊急時にはできることもある。今でも。

かつて、夜中、息苦しさで何度もナースコールを鳴らす人に、ただ寄り添って背中をさする、そういう時間を過ごした者として。

 

それは少し励まされることだと思う。