乃南アサ 著(2004)
人からお勧めいただいた本。
携帯電話の描写とか、若者の雰囲気とかから、20年くらい前の本かしらと思ったらちょうど2004年でした。ぴったり。
椎葉には行ったことがないのです。地図を見ると確かに大きい(作中で香川県の三分の一だか四分の一と言われていた。香川県は日本最小の都道府県ですが)。日向市の奥の奥というか、西米良と五ヶ瀬の間なんですね。山深いわ。
たぶん主人公は改心するんだろうなと思いながら読んだり、やってきたのは息子だろうなあとか、ちょっとずつ筋書きを考えながら読むのが楽しかった。最後には「しゃぼん玉」ではなくなるんだろうなあ、とか。