単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

途中まで読んだ:やわらかなレタス

江國香織 著(2011)

https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000011126108-00?lat=&lng=

 

素敵なタイトル、と背表紙が目にとまった。江國香織。さすが。

中学生の頃、よく江國さんの小説本を読んでいた。だからなのか、エッセイで「気が合う」。あるいはそもそも性質が似ているのかもしれない。

気軽に読める文体。くすっとしちゃう、でも本人はきっと真面目だったしシリアスなんだろうっていうシーンがたくさん。

紹介されていた『ムーミン谷の冬』、以前知人にも勧めてもらった。読んでみたい。

あと、運転の話で、『エンジンをかけてエンジンがかかると、いちいち嬉しくびっくりしたし、ブレーキを踏んでブレーキがきくと、いちいち嬉しく感動した。慣れないのは性質なのだ。』(p32)とあった。お可愛らしい。その性質のために運転が難しいそうだが。
本が届くたびに、「本だ!」と喜ぶ感性を思うなどした。