斉藤道雄/〔著〕(2010)
治りませんように : べてるの家のいま (みすず書房): 2010|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
この本は欲しい。
読み終わったので追記。
べてるの家のことを知ったのは10年くらい前だと思う。当時から気になっていたと思うし、その後直接の知人が浦河に足を運ぶようにもなったのだけれど、私が行ったり、調べたりすることがなかった。そしてどうしてか今やっと、ちゃんと本を読んだ。
とてもよかった。
私は自分の機嫌が悪い時に、原因探索として「あさつはね」スクリーニングを使っているが(あつい・さむい・つかれた・はらがへった・ねむい)、べてるでは「なつひさお」というものがあるらしい(悩んでいる・疲れている・ひまで・さびしい・お金がない・おなががすいた)。(これは不機嫌のスクリーニングというわけではないが。)
あと、苦労の数(種類?)を増やすことで、一つの苦労について深刻に悩みづらくなるという話が特によかった。
いいところ、消化しきれてないのもあって、書ききれないな。また関連書籍を読みたいし、きっと読むだろうとも思う。いつになるかわからないけど。