梨木香歩 [著](2019)
やがて満ちてくる光の (新潮社): 2019|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
からくりからくさを読んで、草木への造詣がすごいと驚いていましたが、エッセイでもすごかった。人生。人生と作品。
表紙のタイトルがシルバーでとても素敵です。あとエッセイのタイトルがいちいち好き。
文章がうまい。
「なんにもないところ」ってなんだろうというの、引っ越して散歩しながら、「なんにもないな」「しかし、なんにもない場所なんて、あるんだろうか、なにかがあるとはいったいどんな状況を言うのだろうか」と思ったのを思い出した。