レーモン・クノー 著
朝比奈弘治 訳
文体練習 (朝日出版社): 1996|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
前から知ってたけど今読んだ本。面白かった……! 最後までバスで行くとは思わなかった。最後にオチがつくのも全体の構成として面白い。
札を引いて書く遊び、折り返し近くになってネタ切れかなと心配になりつつあるが、これを読むと何でもできるなという気になる(いや、この本は一つの内容を書き分け続けているだけで、ネタ自体が大量にあるわけではないが)。
俳諧、短歌、古文調など面白かった。訳者後書きに苦労の跡がありありと見えてクスッとなれる。お疲れ様でした。楽しい訳でした。