これは2021年アドベントカレンダー「提供」第9日目の記事です。
昨日は、私が作ってる妊活短歌っていったい誰が読めて、そしてわかってくれるんだろうねという話をしました。
今日はもっと幅広く役に立つ話をします(古語じゃなく)。
u_u_cのnoteを振り返る
noteというプラットフォームについて
もとは観劇記録のために作ったnoteがある*1。
noteって、おすすめ記事をサジェストされる頻度が高い。記事一つを読み切ると、その下に、「こちらもおすすめ」として、他のクリエイター(noteではユーザーのことを「クリエイター」と呼ぶ)の記事を12個も出してくれる*2*3。
もともと私をフォローしていない人でも、私の記事が目に触れる機会がある。それで、「誰かの役に立ちそうな話」については、noteに入れることが多くなった。
アクセスの多かった記事
noteには、自分の記事へのアクセス状況をチェックできる、「ダッシュボード」という機能がある。特定の期間(週、月、年)ごとに、閲覧数やスキ数を見られるものだ。
私のダッシュボードを「年」で確認して、アクセス数やスキ数の多かったやつを振り返りたいと思う。全部で8つの記事を取り上げます。
Celes推し活(推しイメージ香水)オーダーの話
閲覧数ぶっちぎり1位はこれ*4。
Celes推し活、という、オンライン香水ショップによる推しイメージ香水のオーダーが流行った。推しについて文章で説明を送り、イメージに合う香水を一つ選んでもらう、というものである。
香水オーダーにあたり、「何書いたらいいの!?」と悩んで、先人たちのレポを探した。レポを拝見する中で、オーダー内容の箇条書きよりも全文を見せてもらったほうが私はイメージを付けやすいなあと思い、後続の参考になればと、自分のオーダー文章をほぼ全部出したのが、この記事。
実際に「これが頼りだ」みたいな反応をいただいたことがあって、よかったなと思いました。でも私みたいな破廉恥長文にしなくても全然大丈夫だと思う。私は反省している。
そして、推しイメージ香水に関連する記事(閲覧数4位)。
推しイメージ香水を開封する時、一人では正気でいられないと思ったので、もくり通話を開いた。そこにいらしてくださったツイッターの縁者さんからいただいた、たいへん示唆に富んだお話と、香水の香りのダブルパンチで、ウオアァァとなっているうちになぜか小説が書かれ、なぜか本になった。この本は、私がこれまで作った中でも「狂気の偏執賞」をあげたいくらいの仕様で、とても気に入っている。
このレポ記事については、「私も見習わなければ」系の反応をいただくことがあり、面白かった*5。
なお、本の仕様や制作方法はこちらの記事 これぞという紙とインクで、手のひらサイズのコピー本を作る|u_u_c|note に詳しい。印刷会社さんにA4ペライチに印刷してもらって、自分でカットして製本し、香り付けをした。非常に楽しかった。
創作・同人誌制作について
閲覧数2位はこちら。
これが伸びた原因は明確。創作おTipsさんがツイートしてくださったからである*6。
私が同人誌の奥付にマシュマロではなくgoogle formのQRコードを貼っている理由|u_u_c @your_re #note https://t.co/naQlqOGLQO
— 創作おTips (@onote_etc) 2021年7月20日
スイカや水のたとえメチャメチャメチャメチャ理解りました!
創作おTipsさんは、創作(主に文章)に関するお役立ち記事を書かれたり、フォロワーさんからの質問に答えたりされている方。上記私の記事の「スイカや水」のパートは、記事の本筋からは離れているんだけど、私にとってはそこが大事*7、というところだった。あえてそこに言及されるの、さすが書き手のツボをよくわかってらっしゃる……と深く感心したのでした。
「この記事を読んでgoogle formを設置しました」という方もいらっしゃったし、スイカと水わかる、とおっしゃってくださった方もいらした。初めてnoteにコメントをいただいたのもこの記事。色々と思い出深い。
閲覧数3位はこちら。
ちょうど1年前の記事。今でも時々スキが増えたり、ツイートしたりされる。おそらく、読者さんが通販で発送が必要な時に読まれている。
記事内にも書いているけど、私があんしんBOOTHパックを使うときに、詳細なレポ記事(【2021年版】あんしんBOOTHパックを使った通販方法の覚書※ヤマト営業所の場合のみ - シンクのかたすみ)にとても助けられた*8。
私の記事は、上記先人のレポ記事とは違うやり方をした部分があったので作りました(QRコードを印刷するところ)。
読んでくださった方から、「助かった」系の反応をいただくことが何度かあり、よかった~となった。送るものが多いとQRコード出すのウワアアアってなるんだよね。スクショしておいてもどこまで読み込んだかわかんなくなるし*9。
閲覧数第5位はこれ。
印刷会社プリントオンさんには、小説本文を送るだけで、表紙のデザインも紙も特殊加工もおまかせで作ってくれるセットがある。その「わくわくドキドキデザインセット」を依頼した時のレポ。
私もこのセットを使うときに、「本当にお願いしていいのか……?」と不安でレポを漁りまくったので、先人に続くべく書きました*10。これもオーダー文章を丸々出しています。
他、閲覧数ランクはベスト5外でも、反応いただいたなあと思う記事3つ。
これは友人からもらった要求仕様書が面白すぎた、ほぼ出オチ記事。「楽しそう」って反応をいくつかいただきました。そうでしょうそうでしょう。本気でふざけるの、楽しい遊びですよ。
夏にツイッターの縁者さんたちと遊んだ、オンライン推しすごろく大会の記録。これもめっちゃ楽しかった遊びなので、関心ある方が遊びやすくなれば、と書いたやつです。推しすごろく大会はいいぞ。ご参加ありがとうございました。
この記事を褒めてもらえるのは嬉しい。文字起こし情報はついてないけどね*11。
「役に立つ」ということ
こうしてnote記事を振り返ると、私が書いているのは、
- 私が助けられた情報を、私も発信する
- 私個人にとって必要な情報を、オープンな形で残しておく
という感じでしょうか。
「(不特定多数の人々に)助けてもらったので(不特定多数の)誰かを助け返す」、というのは、けっこう私の行動原理っぽい感じがします。奨学金を返すみたいな感じかなあ*12。
noteというプラットフォームがなければ、こういう情報発信はしなかったかもしれない。ありがとうございます。
今日はこのあたりで終わります。note記事の振り返りができてよかった*13。
このnote記事よかったよ、などあれば教えてもらえると作者が喜びます!
*1:最初は観劇記録をpixivに上げていたのだが、なんか用途違うな、と思って移動した。
*2:これはいったいどんな思想で設計されているのだろうか。note公式記事の「noteの使い方、機能紹介」によると、『noteは、ニューヨークのような「街」を目指しています。そこは、ウォールストリートのような金融街、高級住宅街、中華街から劇場、自然あふれる大きな公園まで、あらゆる文化圏のひとたちが共生している場所。』とのことだった。色んな建物や遊び場がすぐ隣にある(アクセスを妨げられない)、というふうにしたいのであろうと推測する。
*3:どうでもいいが、前注のようなことをpixivとかがやろうとすると事故る気がする(同CPの似た雰囲気の作品が並ぶ、とかならいいけど)。目的に合った仕組みというのは大事ですね。
*4:2位の2倍以上の閲覧数が付いていた。時流に乗ると伸びるんだなあ……。
*5:推し香水を嗅いで正気を失っている人の様子を見るのはどんな様子であれ大好きです。
*6:この「お」は誤字ではない。お嬢様なので。
*7:私がなんで小説を書くのか、みたいな部分。
*8:……と、久しぶりにアクセスしたら2021年版にアップデートされている! やった! ヤマト営業所からあんしんBOOTHパックを発送される方はぜひ一度ご覧ください。細かい注意点も取り上げてくださるし、スクショも多くてわかりやすいです。
*9:そもそもpixivやpictSPACEさんが、QRコード印刷用画面とかを付けてくれたら、パワポ遊びをしなくて済むんですが……。要望出してみようかなと思いながらまだやっておりません。
*10:これの開封の儀の時にも縁者さんに通話を繋いでもらっていた。ありがとうございました。すぐ正気失うから……
*11:これも、同じく全文文字起こしをしていた縁者さんとの緊急通話会談により一通りの完成を見たもの。ありがとうございました。
*12:いただいたマシュマロへのお返事に片足を突っ込んでいますが、それについては追ってもっときちんとお返事しますね。
*13:そういえば、iPad買った後の話ができていなかった。それもどこかで書きます。ズ!!MのPV見たりYoutube見たりDMM動画で歌合を再生したりしています。大画面万歳。