単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:ヴィオレッタの尖骨

宮木あや子河出書房新社 2017

 

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背表紙が美しくて手に取って、表紙も美しくてうわあって嬉しくなり、遊び紙が薄紫で「ヴィオレット……!」となり、題字の紙が透けていて美しく、あーこれは最高ですねと思って読むことにした。宮木あや子さんへの信頼感もある(読み切るまで、どの本を書かれた方だったのか忘れてたけど、読み終わって著者略歴を見て『花宵道中』の方じゃん……となり、そりゃあ……そうだわ……となった。

 

何となく小学校の図書室に置く本かと思ったけど、表題作からしヴィオレッタというかヴァイオレンスですねとなり、暴力的だったり性的だったりするのだけど、それらひっくるめてよかった。特に「紫陽花坂」が好きだった。

 

これは買って手元に置きたい本。