川端康成 著(1951)
めっちゃ女の人書くじゃん……。女の人の不機嫌ポイントとか「わかる……」となる 自分でも「なんで私今イライラした?」って思う時あるけどあの謎苛つきは女性に通奏するものなのか? それを毎度毎度掬い上げて形にできる川端さんとは……?
「夜のさいころ」がよかった。
あと「年の暮」に出てくる男の人が「ぜんぜんちゃんと人を愛さないうちに歳を取ってしまったよ」って思うあたり(雑な理解だ)「作者は自分のことを言ってないよな……?」と嫌な不安に襲われる……いいんだけど、どっちでも……。