単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編+1Q84まとめて感想

村上春樹 著

 

https://www.amazon.co.jp/1Q84-BOOK3%E3%80%8810%E6%9C%88%E2%80%9012%E6%9C%88%E3%80%89%E5%BE%8C%E7%B7%A8-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%9D%91%E4%B8%8A-%E6%98%A5%E6%A8%B9/dp/4101001642/ref=pd_bxgy_img_2/358-7811279-4541835?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4101001642&pd_rd_r=aadfbaf6-b38c-4aa2-8100-8a342b9d97a3&pd_rd_w=E0Pm7&pd_rd_wg=SKxmA&pf_rd_p=587b16be-0f5e-4017-ba4e-8771a0be2909&pf_rd_r=HYHYN3VSK1VPY80G01ZF&psc=1&refRID=HYHYN3VSK1VPY80G01ZF

 

1Q84を6冊とも読んでしまった。まとめての感想。

 

すごく面白かった!!!

村上春樹さんの小説はあまり読んだことがない。「ノルウェイの森」だけかな。何年も前のこと。飛行機に乗っていたことしか覚えていない。

でも今は読めたし面白かった! 年齢を重ねると新しい本も読めるようになる。嬉しいことだ。

ふと図書館で見かけて手に取ったの。内田樹さんが「邪悪なものの鎮め方」の中で、1Q84について言及されていたのが印象的だったのは一因。

pinnni.hatenablog.com

 

めっちゃネタバレをしますが、青豆さんの仕事が殺人だったあたりからぐんと面白かった。あとはもうずっと面白かった。1冊の本を読んでいるのに、同時に3冊読んでるような、多層のそれぞれが面白い感覚がずっと続いた。途中で、青豆と天吾がそれぞれのパートに出てきたときに、それらの層が合わさって、でも感じる面白さはやっぱり読んでいる文章量の3倍くらいあった。不思議な体験だった。

3冊目まで図書館で借りて、4冊目からは貸出中になっていた。予約をして、明日図書館に届くだろうという日の朝に、3冊目を読み終えてしまった。明日になれば続きを読める。それはそうなのだけれど、「今日買ったら、今晩読めるな」と気づいた。そしてそのまま本屋さんに行って、全巻買ってしまった。愉快な体験だった……。

小説ってこんなに面白んだって思った。十二国記でもそう思ったけど、これもそうだ。また違う面白さ。

pinnni.hatenablog.com

 

私は文章が合わないと本を読むのをやめてしまう人だけれど、一回も「うん?」って引っかからなかった。文章に気になる部分がない。それはすごいことだ。失礼な物言いかもしれないけども、村上さんの小説はほぼ初めて読んだ状態。新鮮に感動している。

音楽や食事やセックスが自然に出てくる。よく村上春樹風の短文とかTwitterで見て、パスタ作って「やれやれ」ってため息ついてセックスしてるなあと思っていたけれどなるほどなという感じだった。服や靴の描写も丁寧で具体的。暮らしの基本だ。暮らしの基本を丁寧に書いてある文章には安心感がある。とても素敵なことだ。

それでいて、暴力や宗教やそれらがもたらす歪みのような部分も克明に書かれている。この観察と創作はいったいどこから来るんだろう?

もう一度最初から読み返したい。わからなかったことが結構多いと思う。すごい速さで読んだし。

他の作品も読んでみたいなあと思いました。

そして、自分も小説を書きたいなと深く思いました。