単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

「愛」なる語を定義する

これは2019年アドベントカレンダー「愛の観察ツアー(徒歩)」第3日目の記事です。

 

語の定義

「愛」という言葉を定義せずに始めました、「愛の観察ツアー(徒歩)」です。
去年は「ケア」の言葉の定義から始めたんですよね。
せっかくなので、辞書、引いてみましょう。「愛」について。

1 かわいがりいつくしむ。思いこがれる。いとおしいと思う気持ち。
2 対象を気に入って楽しむ。
3 二つとない対象を大切にする。
4 大事なものを手放したくないと思う。おしむ。

デジタル大辞泉小学館

 

① 対象をかけがえのないものと認め、それに引き付けられる心の動き。また、その気持ちの表れ。
㋐ 相手をいつくしむ心。相手のために良かれと願う心。愛情。
㋑ 異性に対して抱く思慕の情。恋。
㋒ 何事にもまして、大切にしたいと思う気持ち。

大辞林 第三版」三省堂

 

ふむ。

 

定義付けができない、とした辞書も。

 

愛の過不足なく普遍妥当な定義を求めることは,愛の様態の多岐性,愛の解釈の恣意性,愛の用語の混交性のために,困難というより,不可能であり,無意義である。 人類の愛の様態は,異なる自然環境と社会組織の制約のもとに形成された結果,顕著な特性をもつまでに分化している。

「世界大百科事典 第2版について」株式会社平凡社

 

別の場所、別の組織のもとでは、別の「愛」がある、ということのようです。

 

この場における「愛」のこと

このアドベントカレンダーにおける「愛」は、上記のどれに近いでしょう。
何の話をするかによりますね。でも、私の中にある「愛」には、

  • 対象をかけがえのないものと認める
  • 相手のために良かれと願う

あたりは入るかな、と思います。
「何事にもまして大切にする」はあまりピンとこない。

 

記事を増やすうちに、もう少しピントが合ってくるのかな、という期待と、さらに手がつけられなくなるのではないかな、という予想が半々です。
楽しみですね。