これは2019年アドベントカレンダー「愛の観察ツアー(徒歩)」第2日目の記事です。
「愛の観察ツアー(徒歩)」とは何か?
私の2019年の目標、「愛の観察ツアー(徒歩)」。
アドベントカレンダーを始めるにあたり、この言葉の意味を説明していきます。
愛への興味
2018年を生き抜いて、愛に興味をもちました。
明らかな原因は忘れた……。
思春期の頃から、愛に興味を持ちがちだった。*1*2
もとから「愛」に関心を持ちがちな人間なんだろう。きっと。*3
2018年と愛
「自分が好きなものを、人も好きだとは限らない」とわかってきたのが、2018年だったのだと思う。
わりといい歳なんだけれど、それまで、ちゃんと知らなかった。
同居人の好きなもの
一人暮らしから二人暮らしになったのが、大きい要因と思われる。
この間驚いたことがあった。
私は甘いおやつが好きで、同居人は塩辛いおやつが好きである。何となく知ってはいたけれど、買い物の時に、「同居人のためのおやつも買おう」と考えて、自分用のチョコレートだけでなく、同居人用のお煎餅も買い物カゴに入れたのは、同居を始めてから一年以上後だった。
「好きなものは人それぞれ」、言葉としては知っている。だけど、自分の行動を変えるほどには知らなくて、それは実際「知らない」のと同じかもしれない。*4
自他の区別
「自他の区別」は、ここ数年の私の大きなテーマです。
「好きなものは自分ではない」。
「好きなものは自分ではないので、コントロールすることができない」。
そう、近年知った。*5*6
つまり、「誰も自分ではなく、思い通りにはならない」と。
誰も自分ではないので、誰かを思い通りにすることはできない。
愛しているのならばなおさら、手を離して、相手の歩みを妨げてはならない。
そういうことを、やっと知り始めたところ。
自他の愛の区別
「誰も私ではない」のだから、「誰も私と同じものを同じように好きではない」。それに、やっと思いが至ってきたのです。*7
それで、私以外の人が何を好きなのか?
どうして好きなのか?
私もそれを好きになれそうか?
……ということが知りたくなった。
他者の愛を観察したくなった。
急がず、ゆっくり、歩く速さで。
その過程で、私自身が何をどう好きなのか、掘り下げることもできるかなと。
それが!
「愛の観察ツアー(徒歩)」!!
明日からのアドベントカレンダー
というわけで、自他の愛の観察について書ければと思います。
よろしくお付き合いくださいませ。
*1:これは、私が中学生の頃、二次創作BLオタクだったからかもしれない。中学生女子に架空の巨大な感情を扱わせると、寝ても覚めても愛について考え、激情を長い手紙にしたためて、オタク友達に「家に帰ってから読んで……!」と手渡す羽目になる。
*2:これを書いていて思い出した。中学生の頃、愛について、ネット上の知り合いとメールのやり取りをしたことがある。付き合ってくださったのは、仲良くしてくださっていた個人ウェブサイトの管理人さんで、社会人の方だった。中学生だった私と、メールで、愛の解釈について穏便に激論を交わしたものだった。……これはけっこう大きい体験かも知れない。家族の間で、愛について話したことなんてないし……。今頃お元気だろうか。
*4:なお同居人は、ずっと前から、私のためのトッポやバームロールを必ず買ってくれていた。で、できてる……。
*5:特に後者は、ゲーム刀剣乱舞におけるにっかり青江の極修行に端を発している。だから、もう2年以上経つのかしら。早い……。
*6:青江がそう教えてくれなければ、今結婚できてないと思うので、あいつは最高の大脇差です。褒め。讃え。讃岐。
*7:たぶんそういうことなんだと思う。おお、繋がってきた。