単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:肩胛骨は翼のなごり

デイヴィッド・アーモンド 著
山田順子
(原題「Skellig」)

https://www.amazon.co.jp/%E8%82%A9%E8%83%9B%E9%AA%A8%E3%81%AF%E7%BF%BC%E3%81%AE%E3%81%AA%E3%81%94%E3%82%8A-%E5%89%B5%E5%85%83%E6%8E%A8%E7%90%86%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%83%87%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%89/dp/4488543022

 

図書館で、タイトルが気になって借りた本。
不思議な女の子が出てくるあたり「華氏451度」と似てる。でもこっちの女の子とは死ななかった。よかった。

pinnni.hatenablog.com

 

「肩胛骨は翼のなごり」、とても良かった。洋書は苦手なことが多いけれど読みやすかった。訳者あとがきによれば児童書とのこと。ふむ。読みながら、原題は「スケリグ」じゃないかなあ、と思っていたら本当にそうだった。

児童書なのに、学校教育反対勢をあんなに書ききっちゃって、社会的に許容されたんだろうかと気になってしまった。私が小学生だったら読みたいけど。著者はもともと教師らしい。

小説は「読者が予感した良いこと/悪いこと」と、「読者が想定していなかった良いこと/悪いこと」をうまいこと組み合わせて書くのかしらん、と思いました。これは気づき。