単品と単品

ハンバーガーとチーズバーガーを食べたいときもある

読んだ:風の万里 黎明の空 上

小野不由美

 

丕緒の鳥」よりも先にこちらを手に取った私は偉かった。

 

  • 「華胥の幽夢」に出てきた人たちがたくさん出てきた。先に「黄昏の岸 暁の天」を読んでいたので、宮中の二人の背景を後から知った。李斉の世話をする場面しか知らなかった。人は変わる……。
  • 生まれながらにして責任を背負う人もいる。それを自覚せず果たさないのは良くない。果たしている人もいる。
  • どのようにしてそれに納得するのか?
  • 自分が特別憐れだと声高に嘆くのは良くない。
  • 楽俊が博識かつ心根が真っ当だった。改めて。
  • 遠甫って何かに出てきたと思うんだけど、どこの誰だか忘れてしまった……。
  • 珠晶さんやっと来た! 相変わらずだった。恭麒は初対面から変わらずどつかれ続けている。私は先に「図南の翼」を読んでたからいいけど、初読の人は「高飛車幼女……」ってなったのでは……。あれで在位90年とかだし、国策はうまくやっているのだろうけど。堂々といいものを身に付けているし。
  • 清秀の症状(頭痛、嘔吐、振戦、蛇行、視野障害言語障害)を見ると脳浮腫とかで脳が圧迫されて障害が起きてる……?(?)と思うのですが識者はどう見ているんだろう。頭をごつんってした傷跡は小さいらしいけど……。

 

責任をどう自覚するか、そして果たすのか、が今の私にとても大事。手に取れてよかった。下巻も楽しみ。